アパレル業界就職への道VOL.9

2013年04月25日増田恵一(キャリアカウンセラー/文化服装学院キャリア支援室室長)

店舗見学

さて、就活のためのSHOP見学です。今回は「2014ファッション界就職読本」(アパレルルーム発行)に大変参考になるページがありましたので、抜粋いたします。
■SHOP見学の前に調べてみよう
まずは自分のワードローブ中を調べてみよう。持っている服のブランドネームをチェックして、それがどの企業で作られたものか、どこのSHOPで購入したものが多いか思い出してみよう。
さらに、ご両親やおじさん、おばさんの持っている服のブランドを聞いてみよう。時間があれば、ファッションについての話やどんな風にショッピングしているか聞いてみると幅が広がるはず。
(1)目的意識をもって見学しよう
漠然と見て回ってもよい結果は得られない。「SHOP見学はただ見るだけでなく、事前に見るべきポイントを考えてからSHOPに脚を運ぶべきだと思います」イオリ。
そのほか「商品だけでなく、店全体を見て、自分だったらどうするかと一度考えてみてください」、「漠然と見学してもこれという感想は残らないでしょう。お客様なのか、商品なのか、それともそれ以外の点なのか、自分の中で視察のポイントを絞って訪問するとよいでしょう」。「目的意識を持ち、あらかじめポイントを絞って見学していただきたいです。1店舗だけでなく、複数店、競合店は見学していただきたいです」ワークマン。とアドバイスしている。
(2)たくさんのSHOP見学を!
たくさんのSHOPを見て回ろう。一つのブランドで15店舗以上リサーチするとかなりアピールできる。「本気であれば、複数店舗の見学をお勧めします」とも。また、「すべてのブランドのSHOPはこだわりをもって店作りをしています。一つのブランドだけでなく、なるべく多くの店舗を見て会社の雰囲気などを感じていただけたらと思います」丸岡商事。
(3)志望企業以外の競合店も見学を!
志望ブランドの店だけでなく、競合店もチェックしよう。競合店とどんな点が違うのか。見比べることによって本当に自分が希望する方向が見えてくるとアドバイスしている。
「店舗見学数が少ないようです。当社以外にも他社の店も含めて沢山リサーチすることで、きちんと自分のテイストや取り扱いブランドを見極めることをしてほしいですね。また、服だけでなく、スタッフや空間といった側面もリサーチを行ってほしい」とベイクルーズ。
(4)SHOPスタッフに求職中であると挨拶しよう
高級プレタやデザイナーブランド、ミセス対象の店に行く場合は必ず求職中であると挨拶をしよう。「○○ですが、御社の採用試験に挑戦したいと考えています」とか「○○ですが、来週、御社の面接を受けるのですが、少しお話を伺ってよろしいでしょうか」と挨拶をしたい。
「自分たちの世代でない売場にいく場合は、他から浮いてしまうので、売場の人に一声掛けるか、邪魔にならないように見てください」とのアドバイスも。
(5)事前のアポイントが希望の企業も
コンサルティングセールスのメガネ専門店では「店舗訪問の際は事前にアポイントを取ることを忘れずにお願いします」イワキ
販売のベテランの人はショッピングに来たのか、ただウィンドーショッピングしているだけなのか、すぐ分かる。ただ見て回っているだけだな、とお声掛けもせずに失礼があっては申し訳ないし、逆に接客に時間をかけた後で「実は御社を受験したい...」と紹介されてもお互いの時間ロス。最初から分かっていれば、そういうミスマッチを防ぐだけでなく、親身なアドバイスも得られるだろう。
(6)ヤング対象SHOPでは接客を受けよう
皆さんが対象のカジュアルショップには、まずはお客として訪問してみよう。
「SHOP見学は外から見るだけでなく、入店し接客を受けてほしい。また、印象を面接で伝える際は店舗の造作だけでなく商品や販売員の印象が聞きたいですね」田中興産絵里奈事業部。もしお客様で混み合っていたら、外から見るだけにするか、混み合っていない時間を選んで再度訪問しよう。
(7)平日の開店~14:00に
高級プレタやデザイナーブランド、ヤングカジュアルショップ、セレクトショップ。また百貨店・駅ビル内のショップやファッションビル、いずれの場合も平日の開店~14:00に訪問しよう。そうすれば、スタッフから話を聞く場合も好印象だ。ただし、話しが弾んでも他のお客さまがいらしたら、「お客さまのようですから失礼します」とスタッフのそばを離れよう。学生の皆さんが対象のカジュアルショップでは、挨拶をしてスタッフから話を聞くのは少し親しくなったときか、お客さまがいない時間帯を選んだほうがよいようだ。
■SHOP見学のチェックポイント
商品内容→トレンド傾向 ウィンドで強調されている商品は? SHOPの雰囲気→レイアウト 陳列方法 外観 スタッフ→接客スタイル スタッフの服装 そのほか→共感できる点は? もし自分がそこに立っているとしたら... SHOPメモ→訪問した場所・店名・日時・印象など記録を取る

さて次回はいよいよ「履歴書・エントリーシート」です。

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