アパレル業界就職への道VOL.10-②

2013年05月23日増田恵一(キャリアカウンセラー/文化服装学院キャリア支援室室長)

履歴書・エントリーシート

履歴書・エントリーシートの続きです。

履歴書

①~⑫は前回の「アパレル業界就職へ道VOL.10-①」をご覧ください。

⑬「長所・自己PR」は自分のキャラクター(性格の特徴)、強み、セールスポイントについて記す。「明るい」「積極的」「好奇心旺盛」「責任感が強い」「リーダーシップがある」のような抽象的な語句を羅列するだけではどんな性格なのか伝わらない。また「何事にも」「常に」のような誇張表現は用いない。長所は自分でいくら考えてもみつけにくい。「両親や友人に聞く」「人からほめられたことを思い出す」「人から喜ばれたことを思い出す」などをしてみよう。

⑭「力を入れた事柄」は何を書けば損か得か、有利か不利かという基準で考えない。今までの仕事などにどれだけ深く関わり、その経験を通じてどう成長したかを熱く語れるかどうか。

⑮「志望動機」は会社やショップやブランドを「好きな理由」ではない。自分はどんな仕事に就きたいのか、どんな仕事に自分を活かしたいのか、その仕事にどんな貢献ができそうか、なぜ他社でなくその会社を志望するのか、を書くのが志望動機の基本。

⑯希望ブランド、希望職種、希望勤務地などを明記する指定がある場合はこの欄を用いる。


[エントリーシート]
「履歴書」との違いは、「履歴書」がどの企業に対しても使用できる「自分を紹介できる公文書」に対し、「エントリーシート」は会社が「聞きたいことだけを聞いてくる書類」。つまり、書き方、考え方としては履歴書と同じだが...。「履歴書」は企業が聞きたいことを想像して書かねばならないところを、「エントリーシート」はズバリ聞いてくれるので楽かもしれない。但し、「エントリーシート」を書かせる会社は聞きたいことがはっきりしているだけに、その企業の「理念」「今後の方針」「欲している人物像」を把握しておく必要がある。

最初にお伝えしたようにこれらの書類は、試験問題を解くように(ただ質問に答えるだけ)では失敗します。これを読んだ会社の人事関連の方々が、どう思うかです。つまり、選択能力と課題解決能力をテストされているのです。 私は就職支援の仕事をしてきて、真面目な性格の方がなかなかきまらない、という例を何度もみてきました。アパレル業界は、この時代の変化に常に対応しなくてはいけません。そんな中で「真面目にコツコツという人材」と「その変化を臨機応変に捉えていける人材」、どちらがほしいかはいうまでもありません。

次回は「職務経歴書」です。

LINEで送る

アクセスランキング TOP 3

こちらもオススメ!

TOPページへ戻る

装苑ONLINE high fashion ONLINE 文化出版局 スタイリッシュシネマ ファッション業界お仕事BOOK 文化出版局書籍FB 文化出版局服飾図鑑アプリ 装苑賞 BFGU rooms LINK Antenna Glam