『装苑』2009年08月号 Milan
FLORA FUTURISTA
FLORA FUTURISTA
20世紀初頭の芸術活動"未来派"誕生100周年を記念して、ミラノでは様々な未来派芸術の展示が行なわれている。トリエンナーレミュージアムの庭に出現した、「フローラ・フトゥリスタ(未来派の花)展」の色鮮やかで不思議な彫刻たち。これらは未来派のアーティスト、ジャコモ・バッラが発表した、抽象的な花の彫刻。この展示のために、オリジナルの彫刻を1:11のスケールで拡大して制作された。風にゆらめく春の庭の花からインスピレーションを得て生まれたという作品は、自然には存在しない様式化された形、鮮明な色彩が特徴。花の香りも、フォルムや色で視覚的に表現しているそうだ。ギザギザのフォークみたいな花の香りっていったい......? ちょっと、くさそう。1915年、フォルトゥナート・デペーロとともに"世界の未来派的再構築"宣言をしたバッラは、アート、服、おもちゃ、料理、音楽を通じて、日常生活の革新を提唱した。これら花の彫刻はその一環で、家の中にいけた自然の花の不動性とは対照的に、未来派特有のダイナミズムを感じさせる、視覚的に動きのある花を表現したという。庭を散歩しながら、それぞれの花の香りをイメージしてみるのも楽しそうだ。
![]() |
text : Megumi Takahashi
高橋 恵●ミラノ在住ジャーナリスト。この原稿を書いている5月末のミラノの気温は36度。
突然ジェラート屋さんが盛況です。夏の風物詩「お昼休みにクラシコなスーツでキメたミラネーゼが、トリプルのジェラートをぺろぺろなめる図」が、すでに出現。
最近のダイエットブームで、豆乳やシュガーレスのジェラートが登場していますが、時には50種類にも及ぶフレーバーを前にすると、そんな表示は目に入らず、デブまっしぐらに!






