『装苑』2008年12月号
BLAAKの美学が詰まった新しい空間
BLAAKの美学が詰まった新しい空間
今年でブランド設立から10周年を迎えたブランド"ブラック"
は、岡田幸子とアーロン・シャリフによるデザイナーデュオ。彼らがブラック・オムにフォーカスしてから1年を迎え、ついにこの秋、ホルボーン地域に初ブティックを開店。あの伝説の店「The Old Curiosity Shop」が彼らのブティックに変わったので注目だ。得意のテーラリングを駆使したエレガントなスーツや、遊び心ある大人のカジュアルウェアのコレクションを、ゆったりしたディスプレーの中で楽しめ、その空間はミニマルで優雅、現在のロンドンのブティックではあまり見られない貴重な光景だ。また、木村大太による靴や老舗Oliver Goldsmithによるサングラスなど、特別にデザインされたコラボレーションアイテムもスパイスとなっている。話題の若手アーティストMAX LAMBによるインテリアで、アンティークとモダンインテリアがしっくり融合。ブラックの美学である"文化的要素の中で対比するものへの探究"や"そのコントラストの中で存在することへの挑戦"など、この空間には彼らの世界観がぎっしりと詰まっていている。
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Text & Photographs : Kuri Yashiro
八代久里●英国ミドルセックス大学でテキスタイルを学ぶ。卒業後、ロンドンのセレクトショップ「Browns Focus」に勤めながら、フリーとして"ミキ フカイ"のニットウェアを手がける。その後、「DOVER STREET MARKET」に勤務し、現在はファッションを通してロンドンと日本をつなぐ懸け橋として活動中。ロンドン在住10年目を迎え、"興味があったらやってみる"がモットー。




