『装苑』2008年9月号
5年ぶりのロンドン開催を祝うジュエリー
5年ぶりのロンドン開催を祝うジュエリー
5年前、ロンドンから発信されたイベント「スワロフスキー・ランウェイ・ロックス」が今年の6月、再びロンドンへ戻ってきた。今回は、ロンドン・ジュエリーウィークのオープニングイベントとして催された。会場のPhilips de Puryは1880年代建設の歴史的建造物Royal Mailのオフィスを改築してできた現代アートのオークションハウス。ダミアン・ハーストの作品を背にパティ・スミスがステージ上で歌うなど、アート界だけでなく様々なイベントでも話題の会場となった。今回のランウェイ・ロックスでは、マニッシュ・アローラ、マリオス・ショワブ、クリストファー・ケイン、エリクソン・ビーモン、リジア・ディアス、アーティストのナオミ・フィルマー、建築家ザハ・ハディドなど、世代を問わずグローバルに活躍している合計24人の作品がキャットウォークで披露され、その他のデザイナー作品もギャラリーに展示された。キャットウォークに設置された回転台上のモデル自身が、まるでショーケースのジュエリーを彷彿させるダイナミックな演出で人々を圧倒したキラキラナイトだった。

Text & Photographs : Kuri Yashiro
八代久里●英国ミドルセックス大学でテキスタイルを学ぶ。卒業後、ロンドンのセレクトショップ「Browns Focus」に勤めながら、フリーとして"ミキ フカイ"のニットウェアを手がける。その後、「DOVER STREET MARKET」に勤務し、現在はファッションを通してロンドンと日本をつなぐ懸け橋として活動中。ロンドン在住10年目を迎え、"興味があったらやってみる"がモットー。



