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Who's Next What's Next London

『装苑』2008年12月号

3Dテキスタイルデザイナーの世界
『装苑』2008年12月号

BLAAKの美学が詰まった新しい空間
『装苑』2008年12月号

隕石がぶつかったスミレ
『装苑』2008年11月号

ライブペインティングとメッセージ
『装苑』2008年11月号

ビンテージ宝探し
『装苑』2008年11月号

タブーブレーカーとクラフトマンシップ
『装苑』2008年10月号

公園で楽しむフランク・ゲーリー
『装苑』2008年10月号

ビンテージ家具の穴場ショップ
『装苑』2008年10月号

スイート&ダーク・イラストレーション
『装苑』2008年9月号

ロンドンの新星デザイナー 20組発表
『装苑』2008年9月号

5年ぶりのロンドン開催を祝うジュエリー
『装苑』2008年9月号

ヴィクター&ロルフ15年の軌跡
『装苑』2008年8月号

ポール・スミスによるアットホームパーティ

この5月、ポール・スミスが西ロンドンに構えるショップ、「ウエストボーンハウス」が10周年を迎えた。記念ホームパーティの招待状はマノロ・ブラニクによって特別に描かれた水彩画。建築家ソフィー・ヒックスが手がけたこの店の特徴は、建物の真ん中に位置するガラス階段を挟んで対称的に部屋があることで、このガラス階段によって中心が吹抜け空間のようになっている。階段の踊り場にはポールが集めている絵画やアートが飾られ"いつも訪れる人をウェルカム"するが、ぜひ足を運んでいただきたい場所は、最上階のテーラー部屋。ここが開店する以前から従事しているテーラートリオ、"ジョン、クリストファー、トム"が温かく出迎えてくれることだろうし、彼らにこの家の歴史を聞いてみるのもいいかもしれない。また、10周年を祝し、切り絵作家、ロブ・ライアンの作品がハンドプリントされたお皿、日本人アーティスト田名網敬一の作品がプリントされたメンズのTシャツ、ポール・スミスのアイコニックな花柄をデザインしているロバート・レディオの作品など、ポールの友人との限定コラボレーション商品も紹介されている。
 
『装苑』2008年8月号

ゲリラガーデニング=庭作り運動

敵のすきを狙って不意打ちをかけること、その遊撃戦法のことを"ゲリラ"というが、ゲリラガーデニングとはいったい?もともと1973年、NYに住む油絵画家、リズ・クリスティが考案した"ゲリラガーデニング"。ロンドンでは、『ON GUERRILLA GARDENING(ゲリラガーデニングに関して)』の著者、リチャード・レイノルズが「庭作りに境界線などない!」というテーマを掲げて庭作りの意味を人々に訴えた。また、「ガーデンフォークを持って、花を植えて、汚れに立ち向かおう!」というスローガンで、公共の汚れた土地や忘れ去られた土地に緑を植えることで生命を吹き込み、さらに、それらを管理している自治体に立ち向かうためのメッセージも投げかけている。つい先日、教会の中にある「Museum of Garden History」で、リチャードによる講義とパネルディスカッションが開催され、一般人からメディア、自治体の人々をも巻き込み熱論が繰り広げられた。懺悔するというよりはむしろ「私の罪は、許可なしで公共の土地を耕し、そこで奮闘して前進することだ」と言い放つリチャード。今なぜこのゲリラガーデニングに多くの人々が参加しているのか?また、その方法は?をひもとくこのハンドブックはなかなかおもしろい。
 
『装苑』2008年8月号

FERNANDEZ & WELLS SOHOのオアシス

昨年1月にフード&ワインバーとしてオープン、3月にはカフェもオープンした「Fernandez & Wells」。以前、有名なコーヒーショップ、Monmouth Coffeeで働いていたJorge Fernandezと、BBCのジャーナリストをしていたRick Wellsが立ち上げたSOHOのオアシス的存在で、開店早々、ロンドンの一大情報誌「Time Out」によって"ロンドンでいちばんおいしいコーヒーショップ&バー"に選ばれたことが記憶に新しい。内装は、若手建築家William Tozerによるもので、壁には何もかけないという彼らのポリシーがこの空間をいっそうミニマルに見せており、この近辺でクリエーティブ業に従事している人々からも支持を集めている。また、ワインや食べ物のセレクションがおもしろく、大量生産しない個人製造者や、旅先などで偶然出会ったものを積極的に取り入れている。「ここで自慢のハムはフランスのピレネー地域のものでNoir de Bigorreというのだけど、私が休暇中に山でサイクリングしていたときに見つけたんだ」とRickが言うように、それぞれの商品に彼らの旅ストーリーがついてくるアットホームで温かみある憩いの場。いつでもフラッと立ち寄ってほしいおすすめのお店だ。
 
『装苑』2008年7月号

東ロンドンをベースに、ビンテージライクかつメルヘンチックなウィメンズファッションを提案している"MINE"のデザイナー、キャサリン・ポント。彼女は、出身地であるオーストラリアのシドニーで絵画やデッサンを学んだ影響もあり、特にプリントテキスタイルや刺繍に自身のイラストを用いることが多い。さらに、ストーリー性のあるテーマを掲げて遊び心ある世界観を打ち出している。2008S/Sコレクションでは、"I gave my love a paper cut"(私の愛情をペーパーカットに注いだ)というタイトルで「ペーパードールがスケッチブックから起き上がってドレスアップする」などの架空のストーリーを、主にシルクコットンの素材で表現した。また、最新コレクションでは、1920年代のシュールリアリスティックな無声映画とアステカ文明の幾何学模様からインスパイアされた"Elsie Moved in Circles"(サークルの中で動くエルジー)という物語を創作した。自然と想像力をかき立てられるストーリー性があり、おてんば娘的イメージを持つブランド、MINEを要チェック。
『装苑』2008年7月号

ここ数年増え続ける、ちょっとスノビッシュなメンバー制の社交場がトレンドセッターたちの話題をにぎわせているが、去年の秋にオープンしたナイトクラブ、バンガロー・エイトもその一つ。ここはコヴェント・ガーデンに位置するセント・マーティンズレーンホテルの中にある。´ピンク・パレス´の愛称で名高いビバリーヒルズホテルからインスパイアされたこのクラブは、NY社交界の女王、エイミー・サッコがディレクションし、パリをベースに世界的に活躍している建築家兼デザイナー、インディア・マダヴィがデザインを担当した。特に、2007年英国ファッションアワードで´ニュー・デザイナー・オブ・ザ・イヤー´を獲得し、ロンドン新人デザイナーの中で最もホットだといわれている、クリストファー・ケインがアフターショーパーティを開催したことなどでも一気に知名度を上げたことは記憶に新しい。今や多くのトレンディ・プレイスが様々な国の人によって手がけられ、顕著にグローバル化が進むロンドン。英国人のたまり場、パブの後に´はしご´して、昔と今のナイトライフをコラボレーションするのもおもしろいかな!と感じさせる場所だ。
『装苑』2008年7月号

サシャ・ナイトによる"Hyde S.K"はこれまでにもデザイン性と質の高い手作りバッグレーベルとして知られてきたが、2008-09A/Wからは新しい素材も取り入れてコレクションを打ち出す。その新素材とはヴィーガン・レザーの´ロリカ´だ。ロリカは、本革とよく似た特徴があるにもかかわらず、実際には超きめ細かい合成繊維を用いて作られた人工革。サシャがロリカ使用に前向きな理由は、´軽量・通気性がいい・水に強い・耐久性が高い´などという特徴のほかに、「私はこれまでの人生を菜食主義者・動物愛好家として過ごしてきたが、今まで本革を使用することで、自分自身に対してどこか腑に落ちないもやもやした気持ちがあった」という葛藤を打開する美学的決断もあった。さらに、ヴィーガンやベジタリアンと関連して考えられがちな´自然色´とは全く対照的な色、蛍光色の使用という挑戦は、ステレオタイプ的な考え方・偏見を打破するための彼女らしいウィットともいえる。いつだって自然をリスペクトした物作りをしている´愛と思いやり´の情熱あふれるサシャ。彼女の新しい試みが、どのような反響を呼ぶのだろうとワクワクする。
『装苑』2008年6月号

オリジナル・コラボレーション・クチュール
 
2007年、自身の名を冠する"クチュールコレクション"を発表したスコット・ウィルソン。学生時代からカール・ラガーフェルドとのコラボレーションなど、大きなメゾンに多くのアイディアを提供、最近では、フィリップ・リムとのコラボレーションも注目を集めている。彼にとってのコラボレーションとは常に「互いの創作に足し算・引き算しながらどう調和を生み出すかへの挑戦、同時に、思い描いているものと違うものを生み出すこと」だ。コラボレーションの哲学は自身のコレクションにも反映されていて、アール・デコ的要素を取り入れたモダンとクラシックの融合、セミプレシャスな素材の様々な組合せ方など、彼なりの新しい改革が見られる。「ジュエリーは服を生かしも殺しもする」と言うスコットが〝ハーモニー〟を深く追求している姿勢とその作品は、あなたのワードローブにはどう影響するのだろう?
『装苑』2008年6月号

コスメポーチに宿る、美のメッセージ
 
化粧ポーチ。この小さなものの大きな存在感を多くの女性が少なからず感じているはず。今回紹介するのは、イギリスのドラッグストア「BOOTS」がこの春提案するファンキーなピンク色のポーチ。ファッションシーンをもリードするイラストレーター、デイジー・ドゥ・ヴィルヌーヴとのコラボレーションで、エッジーでウィットに富んだデイジーのイラストレーションブック、『He Said She Said』や『I Told You So』からインスパイアされている。去年のデイジーとモエ・エ・シャンドンとのコラボレーションも記憶に新しいが、彼女は「ピンクはいつだってファッショナブルで、個人的には幸福感・愛・少女らしさを感じさせてくれる特別な色」と、色と感情の関係を表現。内側からの喜びが美へもつながるというのが彼女の美のモットーで、まさしく、化粧品そのものに依存するよりも、内からみなぎる自分らしさを存分に表現しようとする女性たちにエールを送っているかのようだ。

 
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