第122回 『ファッションを創る男~カール・ラガーフェルド~』

ファッションを創る男~カール・ラガーフェルド~

data

『ファッションを創る男~カール・ラガーフェルド~』
監督・撮影・録音:
  ロドルフ・マルコーニ
出演: カール・ラガーフェルド
二コール・キッドマン
ほか登場者多数
配給: アルシネテラン

公式サイト:www.alcine-terran.com/lagerfeld/

2007/フランス/89min

11月16日(土)シネマート新宿、ヒューマントラストシネマ有楽町他にて全国順次公開

photo

映画写真 映画写真

映画写真 映画写真

映画写真 映画写真

映画写真 映画写真

映画写真 映画写真

クリックすると画像が拡大されます

カリスマが語る、夢と情熱を追いかける

シャネル、フェンディ、そして自らのブランド カール・ラガーフェルドと、いくつものブランドでトレンドセッターとして牽引してきたカール・ラガーフェルドの姿を二年間にわたって追いつづけたドキュメンタリーが公開されます。

ファッションデザイナーとしてだけでなく、写真家としての才能も発揮するラガーフェルド。最近では短編映画の監督に挑戦したり、自らのHP上で自身の分身にインタビューした動画を披露するなどもしているようで、とにかくその創造力は、絶え間なく精力的です。本作のなかでも、フィンガー・カットの革手袋を嵌めたままデザイン画を描くことに没頭するアトリエでの姿から、華やかなコレクションの舞台裏、ニコール・キッドマンをモデルに迎えてのシューティングの風景、プライベートな空気に包まれたシーンにおいてでさえも、仕事に向けられたクールな情熱が一瞬でも途切れるスキがないように見えます。

ラガーフェルドのドキュメンタリーとしては、2005年に発表された『サイン・シャネル』などもありましたが、『サイン・シャネル』のほうでは、ラガーフェルドのシャネルでの活動が映し出されたのに対して、本作ではシャネルにとどまることなくカメラはどこへでも、カメラはまるで彼の一部になったようにプライベートな空間の向こう側へ入っていく場面も少なくありません。監督を務めたロドルフ・マルコーニは、他に100人以上はいたという志願者を押しのけて、二年間カメラを向けることを許された人物だといいます。

本作の仕上がりについてラガーフェルド自身は、こうコメント。「スクリーン上の私は本当の私じゃない」と感じた――と。彼を包むベールは剥がされてもなお「本当の私じゃない」?! やはり、鋼のベールであることに他ならなさそうです、、、ファッションの世界に関心を持つすべての方、必見。


text : Aie Shimoguchiya

≪PREV CINEMA | NEXT CINEMA≫

 

LINEで送る

アクセスランキング TOP 3

こちらもオススメ!

TOPページへ戻る

装苑ONLINE high fashion ONLINE 文化出版局 スタイリッシュシネマ ファッション業界お仕事BOOK 文化出版局書籍FB 文化出版局服飾図鑑アプリ 装苑賞 BFGU rooms LINK Antenna Glam