第115回 『最後のマイ・ウェイ』

最後のマイ・ウェイ

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『最後のマイ・ウェイ』
監督・脚本: フローラン=エミリオ・シリ
出演: ジェレミー・レニエ
ブノワ・マジメル
モニカ・スカティーニ
サブリナ・セイヴク
アナ・ジラルド
マルク・バルベ
配給・宣伝: カルチュア・パブリッシャーズ

公式サイト:saigono-myway.jp

2012/フランス/149min

7月20日よりBunkamuraル・シネマ他、全国順次ロードショー

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モノクロームでつづられる
ノスタルジックな愛の物語

update : 2013.07.16

60-70年代にフランスの歌謡界を熱狂させた歌手クロード・フランソワの伝記的な映画が公開されます。本国フランスで大ヒットを記録し、当時を再現したセットや衣裳に、歌にダンスと華やかな内容です。ヨーロッパ映画史上で最多を数える230種ものセットが使われているという話題や、クロード・フランソワの外見を再現すべく80着にのぼるオーダーメイドの衣裳と5種類のウィッグが着用されたという話題、また、主演を務めた俳優ジェレミー・レニエは役づくりのために毎朝1200回の腹筋で肉体改造を行い撮影にのぞんだというエピソードもあります。

フランスで60年代にブームに火がついた「イエイエ・ブーム」でスターになり、「クロクロ」の愛称で親しまれた国民的歌手クロード・フランソワ。彼は作詞家・作曲家、音楽プロデューサーとしても才能を発揮し、60-70年代にさまざまな曲を残していますが、フランク・シナトラの名曲「マイ・ウェイ」のオリジナル曲を歌った歌手としても知られています。これはクロード・フランソワがアイドル歌手フランス・ギャルとの破局の果てに傷心のなか作曲した「コム・ダビチュード(いつものように)」が、後にポール・アンカの作詞がつけられ、フランク・シナトラが歌う「マイ・ウェイ」となったのですが、エルヴィス・プレスリーやセックス・ピストルズのシド・ヴィシャスにもカバーされています。

映画のなかの物語にも曲の誕生について描かれていますが、映画全体にはクロード・フランソワの少年時代から、彼が78年に39歳という若さで人生の幕を閉じるまでが描かれています。クロード・フランソワは念願だった世界進出を目前に、唐突にその死をむかえることになってしまいます。驚くべき出来事が連続する、スーパースターの人生を描いているドラマです。


text : Aie Shimoguchiya

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