2010年1月22日
東京・渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムでは、現在、「愛のヴィクトリアン・ジュエリー展 華麗なる英国のライフスタイル」を開催中。展示は、英国王室にまつわる宝飾品や著名なコレクションをはじめ、ヴィクトリア時代を中心としたアンティークジュエリーの数々と、繊細な手仕事によるアンティークレースや銀器など、約300点。素材も技法もデザインもバリエーション豊富なヴィクトリアン・ジュエリーが一堂に揃うだけでなく、当時の英国のライフスタイルに焦点を当てられているのも見どころです。19世紀は、産業革命によってライフスタイルが大きく変化した時代。ファッションやジュエリーも、富と権力の象徴から、女性が身に着けて楽しむもの、美しく見せるための自己表現の一つに。そのファッションリーダーが、大英帝国の黄金期を築いたヴィクトリア女王でした。例えば、女王がアルバート公との結婚式で着た淡いクリーム色のシルクサテンのウェディングドレスとレースのベール、結婚指輪を交換する儀式やウェディングケーキ。それらは花嫁の憧れとなり、現代へと受け継がれています。プレゼントを贈る習慣は、女王夫妻が機会あるごとに気に入った装身具をロイヤルギフトとしたことから。また、漆黒の輝きを放つ宝石ジェットの流行も。夫アルバート公亡き後、黒いドレスとともにヴィクトリア女王が常に身につけていたのがジェットのジュエリーでした。そんな数々のエピソードから広がるヴィクトリアン・ジュエリーの世界とロマンティックなライフスタイルを堪能できるのが魅力的。2月21日まで。
1 ピンクトパーズ&カラーゴールドスウィート1830年頃 イギリス
ゴールド、ピンクトパーズ
精緻な金細工に希少価値のある半貴石ピンクトパーズをあしらったセットジュエリー。ネックレスの先端のペンダントは取り外し可能で、ブローチにつけることもできます。
2 ヴィクトリア女王のミニアチュールペンダント
1858年 イギリス
ゴールド、シルバー、ダイヤモンド、エナメル
ヴィクトリア女王を描いたミニアチュールのペンダント。女官へ贈られたもので、裏には8名のイニシャルが刻まれています。
3 リガードパドロックペンダント
1820~30年頃 イギリス
ゴールド、ルビー、エメラルド、ガーネット、アメシスト、ダイヤモンド、パール、ターコイズ
3つの愛情を表現したメッセージジュエリー。宝石の頭文字を並べると「リガード(敬愛)」という言葉に。ペンダントのモチーフのパドロック(錠前)は「捕われた愛」、忘れな草は「真実の愛 私を忘れないで」という意味。
4 ジェットネックレス「スズラン」
19世紀中期 イギリス
ジェット
松や柏などの樹木が化石化した宝石がジェットで、19世紀には喪服に合わせるジュエリーとして流行。スズランのモチーフは「幸福の再来」を意味します。
1~4 すべて穐葉アンティークジュウリー美術館蔵
Information
| 「愛のヴィクトリアン・ジュエリー展 華麗なる英国のライフスタイル」 | |
| 期間: | 開催中〜2010年2月21日(日) |
| 時間: | 10時〜19時(金曜・土曜〜21時。入館は閉館の30分前まで) 開催期間中無休 |
| 会場: | Bunkamuraザ・ミュージアム |
| 入館料: | 一般¥1,400、大学・高校生¥1,000、中学・小学生¥700 |
| 問合せ: | 「Bunkamuraザ・ミュージアム」TEL 03-3477-9413 |
| WEB: | http://www.bunkamura.co.jp/ |
巡回展
山梨県立美術館 2010年4月10日(土)〜6月6日(日)
福井県立美術館 2010年7月24日(土)〜8月22日(日)
広島県立美術館 2010年9月30日(土)〜11月28日(日)
山梨県立美術館 2010年4月10日(土)〜6月6日(日)
福井県立美術館 2010年7月24日(土)〜8月22日(日)
広島県立美術館 2010年9月30日(土)〜11月28日(日)





