2011年12月アーカイブ

11/12/27 Tue 22:44
なかなか、決まらないディオールのデザイナー。
ここにきまして急展開、どうも、ラフ・シモンズが就任しそうです。。。。?

ラフ就任の第一報は今月の14日でしたが、今までも、ディカルト・ティッシー、ハイダー・アッカーマン、マーク・ジェイコブスと名前があがっては消えていきました。
なので、今回も????だったのですが、今回はかなり信憑性があるようなのです。
早ければ来年3月のプレタポルテ コレクションからスタートだとか。

本決まりになれば、ラフがディオールでどんなクリエーションを披露するのか、期待が高まります。


11/12/22 Thu 22:19
文化服装学院ヨーロッパ研修が今年もパリでも行なわれました。

そのメインとも言えるデザイナーズセミナー。
昨年はメゾン"Lutz"のデザイナー、ルッツ・ヒュエル(Lutz・HUELLE)が講師をして下さいましたが、
あまりにも好評ゆえ、今年もルッツに講師をお願いしました。

セミナーでは、2000年のメゾン創立時から現在に至までのクリエーションを170名の学生を前にショーのビデオを見せながら解説、実際にルッツの服を学生に着てもらっての説明など、時間とともに話に引き込まれました。

時差とパリの厳しい冬の寒さからの疲れで、いつもは居眠りもチラホラ有りのセミナーなのですが、、、、
今年は、昨年同様に熱気が溢れる会場になりました。

セミナーの内容でお伝えしたいことは山ほどありますが、
このブログを見た頂いてる皆様に、ルッツのこの言葉を贈ります。

「今、まわりを見まわすと、嫌なことを十数えるのは本当に簡単だよね、でも、嫌なことを数えても、何の意味もないんだよ。そんなことに惑わされないでくれ。そんなことを言い訳にしないでくれ。自分が何をしたいのかを見極めるんだよ。それが見つけたら、まわりに邪魔される、なんて言わないでほしい。邪魔される自分は本当にしたいことがわかってないんだよ、わかっていたら、邪魔されてる暇はない。君たちの前にあるのは未来だけなんだから。」

ルッツはパリコレクションに参加して11年目のデザイナーです。

2回、たった2回、不出来なコレクションを発表したら大きなメゾン以外は経済危機に陥ります。
3回目がないのがこの社会なのです。

この情報世界の中で、服を買う人の目はシビア極まります。
不出来なコレクションを2回続けると3回目にはジャーナリストもバイヤーもショーには来てくれないのです。
11年間続けることが、どれだけ至難の業かを理解できるでしょうか。

これは走り続けているルッツがモード業界へ進むあなたへ発したメッセージでもあるのです。

ルッツをもっと知りたい方はこのサイト
11/12/16 Fri 20:57
先日、お亡くなりになったフランソワ・ルサージュ氏は「刺繍」を愛し、仕事に誇りを持っていました。
ルサージュさんが残した言葉です。


*刺繍をする。それは、まず夢を見ることです。


*素朴な、または高価な生地を前にして、夢を見て、
まだぼんやりとしたコンセプトを投影する。
すると、幾何学模様、花模様、レリーフなど、
あらゆる形になっていくのです。
そして、その時に望んだものの中に少しずつですが、
自分自身が見つかるのです。


*刺繍をする。それは、愛することでもあります。


*針とビーズと、魅惑的な全てのもので、夢を綴ることを愛おしみなさい。
それから、愛をこめた飾り、雰囲気、思い出、自分自身の再認識、が生まれるのです。


*(刺繍は)世界で最も古い手仕事の一つ。
この表現方を用いる我々はアーティストなのだろうか。


*我々の仕事は刺繍を行なうことですが、
同時に、アーティストであり、職人でもあるのです。


*個々は逃げ出したいのです。画一性や思い違いから。


*手は、意のままに針を動かす指のマジックで、他人と一線を画すのです。
違いというテーマで、芸術的生活の中、情熱を持って作品をつくりながら。


*この世は時と共に失われる記憶の中、すべてが消えていきます。
ですが、作品に永久の印を残せたとしたら、それは幸福の極みなのです。



11/12/06 Tue 01:49
パリで、オートクチュール・コレクションを発表するMaurizio GALANTE マウリッツオ・ガランテ。
彼の世界観を表現した"GALANTERIE ROUGE"がフランスの出版社HC éditionsから出版されました。

「GALANTERIE」とは、女性に対する敬愛を意味するフランス語。
マウリッツオ・カラーである「ROUGE-赤」を用いて女性への敬愛が綴られた本です。


中には、
2004年にカルティエ財団現代美術館で行なわれたマリオネットを使って行なわれたショーで、
人形が着た実物大の1/5のドレス、

PMG_LUXE_002_OMBRÉ.jpg
この本の為にマウリッツオ・ワールドをサラムーンが撮り下ろした写真のオリジナルプリント、
P2010-MG-Photo Sarah Moon.jpg

デザイン画、テキスト、素材、生地などが赤い糸で本の中に手仕事で縫い付けてあり、
5つの時代に分けて、25年のキャリアを紹介しています。

実はこの本、世界で111冊しかない限定本!、
そして、発売されるのは99冊のみ!
マウリッツオのリアル世界が満載で!
尚かつ、サラ・ムーンのオリジナル写真付き!

さて、お値段は、3900ユーロ(約40万円)。。。。

ですが、これだけの内容でしたらば、お安い気もします。
もし、12月25日に居間のモミの木の下に、この本が置いてあったら、嬉しさの極み、だなぁ。

現在、購入が出来るのは:
LIBRAIRE ARTCURIAL
61, avenue Montaigne 75008 Paris
Tél / +33 (0) 1 42 99 16 19
Mail / librarie@artcurial.com
のみで、

詳しい情報は:
HC Éditions / h.chopin@hc-editions.com
にお問い合わせ下さい。


モードのみならず、インテリア、建築、エキジビション、等々のデザインを精力的に行う、
奇才マウリッツオの世界を是非下記サイトでも御覧下さい。

マウリッツオ・ガランテ 公式サイト: http://www.maurizio-galante.com
この本を紹介したサイトはこちら
彼の世界をもう少し知りたい方はこちら 
またはこちらのページ下のビデオ




Texte / C.H







11/12/02 Fri 05:26
また悲しいお知らせです。

殆どのオートクチュールメゾンの刺繍を手掛けるアトリエ・ルサージュ、そして、パリの刺繍学校ルサージュの代表者であるムッシュ フランソワ・ルサージュが亡くなりました。
享年82歳です。

彼の美しい刺繍は、シャネル、スキャパレリ、ディオール、ラクロア、イヴ・サンローラン等々のオートクチュールメゾンのドレスを飾りました。

そして、その技術を1992年に学校を創立することで継承していく道を残しています。

偉ぶることなく、気さくに誰にでも話しかけてくれる方でもありました。

心からご冥福をお祈り致します。





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私たちは文化出版局の発行している雑誌、装苑、ミセスの取材や情報提供などの仕事をはじめとして、文化服装学院、文化学園大学、文化学園大学短期大学部、文化ファッション大学院大学とフランスの色々な機関との交流のお手伝いをしております。

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