2011年8月アーカイブ

11/08/25 Thu 03:19
服飾装飾美術館 Les Arts Décoratifsで、
「Plastoqie ludique プラスティク玩具、おもちゃのデザイナー リブチェ・ニクロヴァ」展が行なわれています。

チェコのおもちゃデザイナー、リブシェは1950年代にチェコの子供たちに夢をたくさん与えたのだそうですよ。

はい、この方が、リブシェさんです。
libuseniklova001.jpg彼女の肩に乗っているゴムとプラスティクで作られ、
お腹がアコーディオン状になった動物シリーズで、彼女は一躍有名になりました。
libuseniklova002.jpgチェコはもともと、伝統的な木のおもちゃが有名だったのですが、
戦争で木材が高騰したために、このプラスティクのおもちゃが登場したのです。
猫の他にも、犬、ライオン、狐など、色々なキャラクターがあり、
子供は柔らかくて、可愛いこのシリーズが直ぐに大好きなったのだとか。

libuseniklova003.jpgそして、こちらは膨らませる「赤ずきんちゃん」の人形、1969年
なんとも、いい感じですね。
日本のダッコちゃんは、この子達からインスパイアされたんでしょうか。
libuseniklova004.jpg
そして、こちらが膨らます前のお姿。
こんなおもちゃが色々な種類で並んでいたら、子供じゃなくても欲しくなりそうです。
子供は結構、お風呂嫌いが多いのですが、お供がこんなに可愛ければ、
ゆっくりお風呂に入るかもしれませんね。 
ライオン、1964年
libuseniklova005.jpgこの牛も、良いでしょう!1956-1958年 
libuseniklova006.jpgこちらはのびる動物シリーズの山羊バージョン
libuseniklova007.jpgこの展覧会、実は子供を連れてきた親が楽しんでいたりしてます。
libuseniklova008.jpg動物シリーズの他に、職業シリーズもあり、こちらも、大人気だったそうです。
1964年、看護士さんlibuseniklova009.jpg1964年、煙突掃除夫
昔はパリのアパートには暖炉があり、部屋の中で火を燃やしていたのです。
今では使われていない煙突がパリのアパートの上にたくさん立っていますよ。
実は、今も暖炉を使う家庭は、1年に一度の煙突掃除が義務付けられているんですよ。
しかし、鼻の頭が黒いところなんて、いい味ですね。
libuseniklova010.jpg疲れている時に、訪ねると、ホっとする展覧会です。
2011年11月6日まで

Les Arts Décoratifs
開館日:火曜日から日曜日、11時から18時(但し、木曜のみ21時まで)
閉館日:月曜日
入場料:9ユーロ




Traduction:I.S
Texte / C.H




11/08/18 Thu 04:07
「フセイン・チャラヤン-モードの物語の数々」と題するエキジビションが、
Les Arts Décoratifs 服飾芸術美術館で行なわれています。

「アートの表現法の一つとして、ファッションがある。」と語り、
1993年のセント・マーチンズ校の卒業コレクション「土中に埋められたドレス」でのデビュー以来、
ファッション界のみならず、アートの世界からも注目を集めるフセイン・チャラヤン。

今展では、「土中に埋められたドレス」から日本にインスパイアされたコレクション、2011-12年秋冬「KAIKOKU」まで、服と芸術作品の計35点が紹介されています。

では展示の様子をどうぞ、御覧下さい。



展示は1階と2階に分かれていて、

1階には彼の思想、彼が翻弄された政治、紛争、宗教、文化などを、

2階には「動き」にスポットを当て、移動、移住、速度などを、それぞれテーマとした作品が展示されています。


フセイン・チャラヤン:

1970年、北キプロス共和国、ニコシア生まれ、12歳のときに父親とイギリスへ移民する。彼の故郷は、未だに分断され、首都ニコシアは世界唯一の分断された街であり、統一前のドイツ、ベルリンのように自由な行き来はできない。彼が生まれたときには「強制移住」「民族浄化」が行なわれた。



2011年11月21日まで

Les Arts Décoratifs 服飾芸術美術館

開館日:火曜日から日曜日、11時から18時まで(木曜のみ21時まで)

閉館日:月曜日

入場料:9ユーロ



B.P.B.Paris

11/08/10 Wed 01:21
華やかなるヴェルサイユ宮殿、その広大な敷地の中には、いくつかの離宮があります。
その一つ、ル・グラン・トリアノンで素晴しいモードの展覧会が行なわれています。

「Le 18e au Goût du jour 18世紀風に」展
現代を代表するデザイナーたちが18世紀の王族、貴族の服装からインスパイアされた作品を紹介しています。


同じ「お題」でも個性、
いやいや、デザイナーの感性でこんなに違うクリエーションになるのだと、本当に驚きます。

では、トップは「パンクの女王」、ヴィヴィアン・ウエストウッド
25. Vivienne Westwoo.jpg山本 耀司
37. Yohji Yamamoto.jpgニコラ・ゲスキエール(バレンシアガ)
34. Balenciaga.jpgオリヴィエ・ティスケンス(ロシャス)
35. Rochas par Olivi.jpgチェリー・ミュグレー
21. Thierry Mugler.jpgクリスチャン・ラクロア
26. Christian Lacroi.jpgジョン・ガリアーノ(クリスチャン・ディオール)
32. Maison Christian.jpgジャンポール・ゴルチェ
28. Jean Paul Gaulti.jpgメゾン・マルタン・マルジェラ
19. Maison Martin Margera.jpgカール・ラガーフェルド(シャネル)
33. Chanel.jpgピエール・バルマン
17. Pierre Balmain.jpg
このデザイナーの方々はいつの時代に生まれたとしても、デザイナーで成功したのでしょうね。
時代が人の感性の表し方を変えることがあっても、持って生まれたセンスはどんな時代に生まれても
基本は変わらない気がします。。。生意気ながら。

ヴェルサイユの広大な敷地に、ルイ14世によって建てられたル・グラン・トリアノン。
パリの雑踏の中よりも、随分とゆっくりと時間が流れている様に感じるその中で展示された作品は、
時間を超越したかのようです。
今のモードがしっかりと、シックリと宮殿にとけ込んでいます。

10月9日までです。
約60点のアクセサリーとオートクチュールドレス、行って、後悔無し!!!
公開時間:月曜日を除く、12時から18時まで。
入場料:10ユーロ



Traduction:I.S
Texte / C.H














11/08/03 Wed 00:44
いやぁ〜、このニュースも少々お時間が経ってしまい申しわけございません。
ですが、巷にあまり、出ていないお写真を掲載致しますので、ご勘弁を。。。

フランス文化省がフランスで活躍するファッションデザイナーを支援する為のコンクールANDAM賞。
今年の受賞者はANTHONY VACCARELLO(アントニー・ヴァカレロ)に決まりました。

はい、こちらの写真左の男性がヴァカレロさんです。
IMG_6987.jpg
今、注目を集めるベルギーのラ・カンブル校を卒業し、
世界的モードの新人発掘コンクールのイエール・フェスティバル、モード部門でグランプリを取った。
本当に王道を歩いている方です。

彼の作品はこちらから御覧下さい。

ですが、この道、お金が掛かるのが半端ではありません。
一説には、パリコレクションに3年連続参加する為には1億円はかかるとか。。。。
新人デザイナーには経済的苦難が一番の悩みの種です。

そんな彼らを応援するのがこのアンダム賞。
今回ヴァカレロに授与されたのは賞金約2千万円!!! 新人にとっては、有り難い援助だと思います。

こちら左の方がアンダム組織委員の会長を務めるピエール・ベルジェ氏(YSL財団会長)、
右の方はフランス・クチュール・プレタポルテ連合協会会長のグランバック氏です。
IMG_6986.jpg
前列左からミッテラン文化大臣、女性は第2位に選出されたYiqing YINさん、そしてヴァカレロさんです。
IMG_7032.jpg
こちらの写真には授賞式にお集りの方々、ご存知のお顔もチラホラとあるでしょう?
IMG_7000.jpg実は、ヴァカレロと初めて会ったのはイエールでした。
その時の作品の美しさと、完成度の高さ、そして彼の目の澄んでいたことは鮮明に覚えています。

今は、モード界も性格がよくないと残れない気がします。
だって、人がついて来ないですよ、性格が悪いと。。。
9時5時の仕事じゃないですからね、良いものを創り、尚かつ良い人じゃないと、
良いスタッフは集まらないですよね。

彼は人も良さそうですよ。
これからの大きな注目株ですぞお!



Texte / C.H




11/08/02 Tue 03:47
ご無沙汰しました。。。
忙しいとは「心」を「亡くす」と書きますね、、、
本当に心ここになく、日々追われておりました。
お伝えしたいことは山の様にあったのですが、時間に追われる日々でした。

さて、少々、時間経過している内容ですが、
先ずは4月にお知らせした "Feel The Yarn  毛糸を感じて 2011"の結果発表です。

2011年7月、見事グランプリを取ったのはニューヨーク、パーソンズのSoojin Kangさんです。
1 Soojin Kang.jpg
彼女には2500ユーロの奨学金が授与されました。
その受賞作品はこちら、
2 Outfit vincente.jpgフムフム、女性らしい感性のドレスですね。

受賞式の様子です。
qq4.jpgイタリア、トスカーナ州の繊維業者による新しい才能発掘コンクール「Feel The Yarn」
来年も「どんな作品が毛糸を感じさせてくれる」のか楽しみです。


Texte / C.H







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