2010年11月アーカイブ

10/11/26 Fri 20:56
11月25日は聖人カトリーヌの日です。
そして、クチュリエ業界にとって大切な祝いの日でもあります。

25歳で独身の女性はカトリネット(Catherinettes )と呼ばれ、
この日、聖人カトリーヌのシンボルカラーである緑と黄色が入った帽子を被り、お祝いをして貰えるのです。

パリでは市庁舎で、ラグジュアリーメゾンも参加して、盛大なお祭りが行なわれましたので、その様子を御覧下さい。




帽子はメゾンが贈ってくれたり、各自で作ったりと色々ですが、個性が出ていて楽しいですね。

昔は女性限定のお祭りだったのですが、今は男性も参加して、彼らはサン・ニコラと呼ばれます。


M&C





10/11/24 Wed 21:24
明日、11月25日から服飾装飾美術館(Les Arts Décoratifs)
「Histoire idéale de la mode contemporaine Vol.2: 1990-2000 
理想的な現代モードの歴史 Vol 2: 1990年から2000年」展が始まります。

本日、プレス招待日に動画取材を敢行! 
一般のパリジャンより一足早く、展覧会を御覧下さい。



陽気で奔放なクリエーションに変わり、ファッション界は計画性のあるマーケットの時代に入り、
複合巨大産業がパリのモードを牽引し、ラグジュアリーメゾンを担うデザイナーがアートディレクターと呼ばれる様になった1990年代。

テロ、災害、経済恐慌などによる暗い社会背景の影響を受け、環境保護を視野に入れたクリエーションが盛んに行われるようになった2000年代。

それぞれの時代を代表するクリエーターの作品150点を公開。


107, rue de Rivoli 75001 Paris 
開館日:火曜〜日曜 11時〜18時(木曜のみ21時まで)
閉館日:月曜
入場料:9ユーロ



P.B.P.Paris






10/11/23 Tue 21:11
"Lanvin ♡ H&M"

エルバス率いるランバンと世界最強ファストファッションのH&Mが今冬コラボしました。

発売初日の (多分、明日以降は買いたくても商品が無くなってますね。。。)
本日26日に先日オープンしたばかりのシャンゼリゼ店へ行き、様子を見て参りましたのでご報告。

ふむ、ふむ、入り口から"Lanvin" だけど、誰も並んでないよ???
IMG_4918.jpgっと、店から少々離れて、囲いが。。。あぁぁ、並んどる。
IMG_4914.jpgどうしようかと考えて、警備のおじさんに「どのくらい並びますか?」と尋ねたら、
「15分ぐらいだよ」との返事でしたので、並んで入りました。

店内は撮影禁止で写真はありませんが、
しっかりと購入しまして、凱旋門の前で記念写真! 限定の紙袋の可愛いこと。
IMG_4923.jpg戦利品は、凝りに凝ったTシャツと
(真ん中の子はウィンクしてるんですよ)
IMG_4990.jpgunicef とコラボのエコバックでした。
IMG_4992.jpgなんだか幸せな気分になったParis 支局のH&Mでした。






10/11/23 Tue 21:09
10/11/18 Thu 21:03
マニッシュ・アローラ(Manish Arora)のショーを見た後は必ず「元気」になります。
(是非彼のサイトへ行ってみて下さい。)

彼はインド人で、今もインドに居を構えながら、作りたい服、作る喜びに溢れた服、皆が見ていて楽しくなる服をパリコレで発表していて、ファンは業界人に多いのです。


そんな彼とエスプレッソ マシーンのネスプレッソ(NESPRESSO)が、コラボしたのがこちら。
manisharoranespresso002.jpg
発表会はNESPRESSO シャンゼリゼ店で行なわれ、「manish arora」特別オートクチュールコレクション ショーもありました。

ショーのファイナル部分の ムービーです。
    

ムービーでの写りは良くありませんが、瞳に力を持った方です。

manisharoranespresso001.jpg

店内は「manish arora」 world全開です。

manisharoranespresso003.jpg店内カフェのクロスも、

manisharoranespresso004.jpg

ディスプレーも。

manisharoranespresso005.jpg

彼の世界観、
manisharoranespresso006.jpg
ユーモアに対して、
manisharoranespresso007.jpg
好き、嫌いはあると思いますが、今、無難な黒で溢れた業界を見ていると「元気」であること、力強くあること、打って出る勇気は、とても素敵に思えます。




Texte - Movie - Photos / C.H













10/11/16 Tue 22:44
既に何人ものファッションデザイナーとのコラボで、美しいツイーツを期間個数限定で提供してきた「カフェ・ド・ラ・ペ Café de la Paix 」。

今回、選ばれたパートナーはブラジル人のデザイナー、「アレキサンドレ・ヘルコビッチ Alexandre Herchcovitch」。

本日発表されたのはチョコレートのスイーツ、「フランス風 ブリガデイロ French Brigadeiro」です。

cafealex1.jpgこちらのお二人
左: Alexandre Herchcovitch 右:クリストフ・ラウー Christophe Raoux  (カフェ・ド・ラ・ペ 、総シェフ)とシェフ・パティシエ、ドミニク・コスタ Dominique Costaの3人が協力して作りました。
cafealex2.jpg
ブリガデイロはアレキサンドレが唯一自分で作れるお菓子であり、ブラジルではとてもポピュラーで、子どもの誕生日祝いには欠かせないスイーツだとか。

サッカー・ボールをイメージしたチョコを載せて、オリジナルは強烈な甘さだそうですがフランス風に大人のお味に。。。。ですが、日本人にはそれでも甘いかも。

お国の銘菓、誕生日の想い出、愛するサッカー、とても解りやすいキーワードとアレキサンドレの感じの良さが詰まったお味をお試し頂けるのは、

2011年1月16日から5月15日まで
Café de la Paix
Place de l'Opéra 75009 Paris
Tel:+33 (0)1 40 07 36 36
お値段は一つ16ユーロ
www.cafedelapaix.fr





Texte et Photos / C.H



10/11/12 Fri 01:12
世の中には「え」っと驚く事や「ゲ」っと思う事があります。

最近、もの凄く「ゲ」っと、きたのがこれです。
sushi111.jpg何だかわかりますか?
マウスの上にサーモンの刺身を乗せて、寿司に見立ててるんです。。。。。

これは我が家の近くに出来たフランス人経営の(? だと思います。。。)寿司屋のチラシで、「インターネットでもご注文出来ますよ。」との宣伝です。

まず、日本人ならこのアイデアは出て来ないと思いますし、嫌悪感があるんじゃないですかね?
しかし、文化、習慣、感性が違うというのは、恐ろしいものです。


他にもお品書きに:

サラダ江戸 / ひじきの煮物にガリを細かく切ったものと胡麻を入れたもの。(美味しいかも、作ってみようかなぁ。)

スペシャル巻き / 海苔にサーモンを薄く引いたものを敷き、芯はマグロ。(あり、かなぁ?)

トマト 巻き / 細巻きの中身が乾燥トマト。。。。(絶句。)

シェーブル巻き / シェーブルチーズ(ヤギのチーズ)を巻いたもの。。。(まず、普通の日本人は無理でしょね、匂いがキツくて。)

ヌテラ巻き / ヘーゼルナッツ&チョッコレートスプレットを薄焼き卵で巻いたもの(まぁ、クレープの変形ですね。)


ある意味、柔軟な考えや発想の発見ではありますが。。。。やはり「ゲ」だなぁ、私、これ。



Texte / C.H









10/11/10 Wed 23:45
以前から気になっていたパリ、オペラ・ガルニエのギャラリー(ブティック)からオープンして、1年が経ちました。
お祝いに朝まで踊りませんか? というご招待がありましたので、覗いて来ましたよ。
IMG_4810.jpg何度も訪れたオペラ座ですが、
garnierboutique001.jpg今晩は雰囲気が全く違う。。。ミラーボールの光が回り、
(よく見て頂くと壁にピンクや青や白の色の光があるでしょう。)
garnierboutique002.jpgサックス奏者とDJが盛り上げます。。。写真撮影時は、まだ時間が早く盛り上がってないですが。。。
garnierboutique003.jpgでは、気になるギャラリーをご紹介しましょう。
garnierboutique004.jpgオペラ、バレエのDVDやCD、本はもちろん、エトワールの写真集などが、センスよく並べてあります。
garnierboutique007.jpg劇場での鑑賞には不可欠のオペラグラス。
映画「プリティ・ウーマン」で出てきたクラシックなタイプです。
これがあると気持ちが盛り上がります。
garnierboutique006.jpgローラン・プティのお母さんが創立者である「レペト」の靴や
garnierboutique008.jpgチュチュ。
garnierboutique009.jpgとってもオペラ座な絵はがき。
garnierboutique010.jpg音楽の神アポロンがつま弾く「竪琴」をプリントした消しゴム。
ちなみに「竪琴」はオペラ座のシンボルマークです。
garnierboutique011.jpgドガの「踊り子」バッチ。
garnierboutique012.jpgオペラ座で飼っているミツバチの蜂蜜、採集量が少ないので、
売り切れている事が多く、あったら買いですね。
garnierboutique013.jpgそして、世界のショコラティエ、ピエール・マルコリーニとオペラ座がコラボして作った蜂蜜入りのチョコレート!
これも買いでしょう。
garnierboutique014.jpg他にも色々とオペラ座がコラボで作った商品があり、パリでのお土産探しに最適です。


なんだか凄い宣伝になってますね。
賄賂は貰っておりませんが、本当に商品に面白いものがあるのと、個人的にオペラ座を応援したい気持ちがあります。

今、オペラ座自身が経営難だと大声で言っています。
建物が老朽化してるので、大々的な修復、改築費用が必要なのです。

公演はいつも満席なのですが、他の都市に比べて安いチケット代では、なかなか難しい状態です。

どうぞチャンスがあれば、チョコレート一つでも買って応援して下さいね。



Texte et Photos / C.H







10/11/05 Fri 18:01
11月1日はカトリックの祝日「Toussaint (トゥーサン) / 万聖節(ばんせいせつ)」です。
この日は読んで字の如く「全ての聖人、殉教者」の日なのです。

続く、11月2日は「死者の日」。
亡くなった全ての方々に祈りを捧げる日です。
ですからフランスでは11月に入ると家族みんなでお墓参りに行き、菊や故人が好きだった花を供えます。

ちなみに、全ての聖人の日は英語で「オール・ハロウズ(All Hallows)」。
前日は「ハロウ・イヴ(Hallow Eve)」、それがアメリカで、「ハロウィーン」となったそうです。


少々前置きが長くなりましたが「お墓の話」です。

7〜18世紀のフランス国王と王妃の殆どはパリの郊外にあるサン=ドニ大聖堂に埋葬されています。
santdenis001.jpg中に入ると美しいステンドグラスがあり、
santdenis003.jpg静寂に包まれています。
santdenis002.jpg教会の1階に王や王妃のお墓の上に飾る石像が、こんな感じで幾つも並んでいます。
santdenis004.jpgとてもリアルでしょ。まぁ、当時の写真がないので何とも言えないのですが。。。
santdenis005.jpgフランス革命時には歴代王家が眠る大聖堂も被害を受けたのですが、
考古学者ルノワールが、「王族の物ではあっても、これらはフランスの文化遺産である。」と訴え、
壊滅的な状態を逃れることができました。

歴代国王夫妻の中でも一番の有名人、ルイ16世とマリーアントワネットの祈りの像です。
santdenis009.jpg古い物が多いですから、こうやって修復をしつつ大切に保管されています。
santdenis006.jpg遺骨は地下に納められています。
santdenis007.jpgルイ16世とマリーアントワネットは、ギロチンにかけられた後、直ぐには、ここへ来る事が出来ませんでした。

革命により犯罪人として、他の多くの罪人と供に共同墓地に放り込まれたのです。
後に王制復古で、名誉回復がなされ、共同墓地を探したところ、骨に付着していた高級なシルクの下着が決め手となり、遺骨が発見され、ここに葬られました。

2004年には二人の息子、ルイ17世も、ここに入りました。
santdenis010.jpgルイ17世は病死し、無縁墓地に葬られたのですが、
本当は逃げ延びたのではないか? 
死んだのは身代わりではないのか? と長い間言われ続けていました。

しかし、オーストリーに残っていたマリーアントワネットの髪の毛と彼の心臓のDNA検査をしたところ、遺体は間違いなくルイ17世だと証明されました。

革命が起こり、捕らえられ、2年間も殴られ、蹴られ、日の当たらない狭い部屋に閉じ込められて、
食事も満足に与えられずに10歳で亡くなった彼は、やっと、現代科学のお陰で両親の側に葬られました。


ちなみに私が一番「潔い」と感じたお墓はモロッコで見た小さな村のお墓です。
田舎をバスで走っていて、小さな村を通り抜けと、なぁ〜〜〜〜んにも無い荒野に囲いも無く、
ポツポツと石が置いてありました。
それがお墓、墓地だったんです。
何年か経ったら、誰のお墓か判るのかな? と思ったくらい、何も特徴のない同じ様な石が並んでいました。

一文字何万の戒名、通夜、葬儀、初七日の有り難いお経に何十万、永代供養に何百万、
本当に「とある国」と比べると潔いと思ったのです。


死んだ後に唯一願うのは、誰かの中に自分の良い思いでがあること。。。ですね、私は。

11月は墓参りの月だからお墓の話でした。



Texte / C.H









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