2010年10月アーカイブ

10/10/29 Fri 00:25
「VOYAGE EN CAPITALE   LOUIS VUITTON & PARIS  首都の旅 − ルイ・ヴィトンとパリ」
と題された展覧会が、Musée Carnavalet で、行なわれています。
TourEiffel_Lartigue.jpg展覧会では、首都パリにおける「ルイ・ヴィトン」の過去、現在、未来を紹介。

入り口では、
14歳でフランスのスイスに近い村からパリに約400KMの距離を歩いてやって来て、木工の荷造り用の箱を作る工房の丁稚に入り、メゾンを創立したルイ・ヴィトン(中)。

父ルイの後を引き継ぎ、コピー商品対策の為に「LとV」、「星と花」をモチーフに複雑な幾何学模様モノグラムを考案した ジョルジュ・ヴィトン(左)

現在のモノグラムの素材であるソフトキャンパスを開発、発売した三代目ガストン・ヴィトン(右)
の三名がお出迎えです。
_MG_8088.jpg会場には、1870年代から1990年代に作られた「過去」の旅行用のカバン、衣装ケース、ワードローブトランクが並びます。
_MG_8220.jpg左の丸のは何でしょうか?
自動車用の工具入れです。。。。やはりルイ・ヴィトンが1897年に初めて自動車用のトランクを発表しました。
_MG_8332.jpg左はアフリカ探検旅行用の簡易ベットとそれを仕舞うカバンです。
右奥に見えますのは、多くの引き出しがあり、洋服を吊り下げて運べるトランク。
このタイプのトランクは旅行用衣装ケースと呼ばれ、ルイ・ヴィトンが世界で最初に作りました。
_MG_8363.jpgこれは広げると机になるカバンです。世界中からルイ・ヴィトン社へ様々な特別注文が入りますが、特注を制作するのは世界でただ一カ所だけ、1860年にパリ郊外に作られたアトリエです。

ちなみに第五代目ヴィトン氏は現在、このアトリエの特別注文部の責任者なのですよ。
_MG_8390.jpgアトリエの横にはヴィトン一族の邸宅が残っていて、今は「ルイ・ヴィトン博物館」になっています。
残念ながら一般公開は一切されていません。

でも、どうしても訪ねたい方は、
①ルイ.ヴィトン社に務める。(社員研修で訪れる事があるそうです。)
②取引先となる。
③もの凄い上得意客となる。
④ジャンケンを猛特訓して、文化女子大学に入学する、とチャンスがある。本当です。
以上が今考えられる全てです。。。。

上の机カバンの設計図です。
誰の為に作られたか?
偉大なるオーケストラ指揮者の「ストコフスキー」の名前が左上にあります。
SecretaireBureauStokowski_1929.jpg
ルイ・ヴィトンはカバン屋さん。
物を入れて運ぶものがカバンですから、色々な物を運ぶカバンがあります。
写真一番下の段、左から2番目は現大*帝国女王様がご幼少の時に遊ばれた人形用のカバンです。

実は特注カバンの依頼主名は絶対に公表されません。展覧会でも表示はされていませんでした。
でも、、、写真に偶然写っていて、判ってしますのは仕様がないですよね。
_MG_8468.jpg
昨年、アトリエ誕生150年を記念して、ダミアン・ハーストとコラボレーションした作品の「手術用の道具ケース」は、何とも彼の作品です。
ご丁寧に、聴診器やメス、ピンセットなどがちゃんと入っていますし、お約束のドクロも付いています。

日本でも昨年、表参道店で記念の展示があったそうですが、こちらは完成が間に合わず、見れなかったのだとか。

本当にルイ・ヴィトン 「現代」を象徴する作品ですね。
_MG_8489.jpgさてでは「未来」は?
こちらは火星旅行用のカバンです。
MalleMars_2004 Ouv.jpg他にも有名デザイナー、カールさんのi podとスピーカー、インドのマハラジャのティーセット、
ディーバ達のコスメティク、数十足の靴、色々な物を仕舞うカバンが展示されていて、ルイ・ヴィトンに興味の無い方でも十分に楽しめる内容でした。


「伝説の100のトランク」とう題名の本です。
ルイ・ヴィトンの歴史、博物館展示物の殆ど全てが写真で紹介されています。
下の豪華本仕様140ユーロはショップとサイトのみで販売、
普通仕様100ユーロは本屋さんと展覧会会場でも売っています。
Visuel02 VF.jpg最後に非常に有名な話ですが、2代目ジョルジュ・ルイヴィトンは1896年、当時ヨーロッパ全体でブームであったジャポニズムの影響で「日本の家紋」からあの「モノグラム・キャンバス」を考案したとか。

「(日本の家紋が使ってあるから)だから、日本人はルイ・ヴィトンが大好きなのよ、DNAがそうさせるの」とは、ルイ・ヴィトン博物館の館長さんのお言葉です。


2011年2月27日まで。
MUSÉE CARNAVALET
23, rue de Sévigné 75003 Paris
Tél : +33 (0)1 44 59 58 58
開館日:火曜から日曜 (10時から18時)
入場料:7 ユーロ


All Photos : ©Louis Vuitton Archives
Texte / C






10/10/28 Thu 23:15
10月22日に「zucca」の小野塚さんが退任されるというニュースが入ってきました。
でも、それは全く実感が伴わないものでした。

なぜなら今秋発表された2011年の春夏コレクションが凄く素敵で、本当に評判が良かったからです。

しかし昨日、小野塚さんから英文で退任を告げるお手紙が届き、文末にはフランス語で「Adieu」の文字がありました。

フランスでは人とお別れする時に「また会いましょう。」と言って、別れます。
この「Adieu」は二度と会わない、会えない時にのみ言う言葉です。
お仕事を離れられるお気持ちに強いものを感じました。

素敵な"服=夢"を沢山見せて下さいました。
欲しくて欲しくて堪らない時計やカバンがありました。

その全ては、新たにズッカ・チームが引き継ぐのですね。

お疲れさまでした、有り難うございました小野塚さん!

文化パリ支局一同





10/10/15 Fri 23:36
以前このブログでも紹介しましたが、
メゾン「pierre cardin ピエール・カルダン」が今年60周年を迎えました。

9月のパリ・コレクションにも久々に参加、計200体、約30分近く(通常ショーは15分前後です。)ショーが行なわれました。
p7.jpg
日本でもこの記念すべき年に「アーカイブ展」が10月25日から文化学園遠藤記念館 3階
(東京都渋谷区代々木3-22-1 詳しくは「文化服装学院」03-3299-2211まで。)で行なわれます。
p8.jpg
今回発表されたコレクションやメゾン・アーカイブを公開。
60年間のクリエーションを見る事が出来ます。
p2.jpg
ショーの最後にカルダン氏がモデルを率いて現れた時には、会場全体がスタンディングオーベーションで彼を讃えました。

今後、60年間クリエーションを続ける事が出来るデザイナーは出て来るのでしょうか?

良い時代のデザイナーと言ってしまえば、それまでなのですが、時代を確実に掴んだ偉大なるデザイナーの作品を見るチャンスだと思います。
時代背景を勉強してからお出かけ下さい。



Texte / C.H













10/10/08 Fri 19:39
あなたのお気に入りのキャラクターは何ですか?
口の無い猫? 世界一有名なネズミ? 私はスヌーピーです。

1950年の10月4日にスヌーピーはコミック・デビューを飾りました。
スヌーピーの登場するコミック「ピーナッツ」が誕生して今年で60年です。
IMG_4616.jpg
それを記念してのイベント「PEANUTS 60YEARS WORLD TOUR」が始まりました。
PEANUTS大好きのデザイナーやアーティストの手による限定商品をロンドン、パリ、ミラノ、ニューヨーク、東京、香港等の世界各国のトレンドショップで期間限定で販売するという企画です。

東京は10月20日からですが、パリではファッション・ピープルの御用達ショップ「Colette」がグッズの販売を開始しましたのでご報告。


普段のコレットはこんな感じなのですが、
IMG_4618.jpg
期間中はウィンドーも
IMG_4592.jpg
壁も、
もちろん商品も「ピーナッツ!」。
そのラインナップがまたまたパンチが効いております。

こちらはCONVERSE。
IMG_4593.jpg

左にありますカシミアのマフラーはLUCIEN PELLAT-FINET、時計はHYSTERIC GLAMOUR、左端の携帯用アクセサリーはJOUJOU、右はN.HOLLYWOODのクッションです。
IMG_4608.jpg
MEDICOM TOYは4種類。。。コレクター、欲しいでしょうね。
IMG_4606.jpg
私的に「これ一番」は、こちらです。
LACOSTEのポロシャツの上でチャーリーとワニがキャチボールをしております。
IMG_4599.jpg
他にもLONGCHAMPやMULBERRYのバックなど、ファンには涎水ものばかりです。
60年間タブーだった、原画をアレンジしたものもあり、きっと、「あ」っと言う間に売り切れるでしょうね。



Texte / C.H






トップへ
文化学園パリ支局

文化学園パリ支局

私たちは文化出版局の発行している雑誌、装苑、ミセスの取材や情報提供などの仕事をはじめとして、文化服装学院、文化学園大学、文化学園大学短期大学部、文化ファッション大学院大学とフランスの色々な機関との交流のお手伝いをしております。

クリエーターズ・ブログ 文化学園パリ支局

2015年3月

Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
このブログを購読

アクセスランキング TOP 3

こちらもオススメ!

TOPページへ戻る

装苑ONLINE high fashion ONLINE 文化出版局 スタイリッシュシネマ ファッション業界お仕事BOOK 文化出版局書籍FB 文化出版局服飾図鑑アプリ 装苑賞 BFGU rooms LINK Antenna Glam