2010年7月アーカイブ

10/07/26 Mon 21:10
『B.B』と言えば?
トヨタの車、ソフトバンクの会社、ショコラB.B、、、、違います。

フランスで『B.B』と言えば、Brigitte Bardot (ブリジット・バルドー)。
今では動物愛護団体の代表として有名ですが、1960年代にはアメリカのマリリン・モンローと並び、世界的なセックス・シンボルでした。

彼女をイメージしたバックが発売された記念のパーティーが行なわれ、そのドレスコードは「ピンクのチェック」。

ブリジットはピンクのチェックのスカートを履いた魅惑の少女でしたから。
IMG_2909.jpg

ワンピース、シャツ、ネクタイ、色々な「ピンクのチェック」を身につけた方々がいましたが、特に目を引いたのがこのポケットの中。
IMG_2913.jpg
何と形容したら良いのかわかりませんが、本当に素敵なピンクなのです。

品が良いのです。
安っぽくないのです。
シックなのです。

思わず声を掛けて、写真を撮らして貰うと、
持ち主の男性がポケット・チーフは蚤の市で見つけた60年代のワンピースを切り取った物だと教えてくれました。

ワンピースの写真とポケット・チーフです。
IMG_2917.jpg
そして、もう一つ。
ワンピースの中から出て来た物が、
IMG_2920.jpgポケットの中に入っていたハンカチです。
50年間静かに眠っていた、この子もなんだか「B.B」に似てますね。


C.H



10/07/24 Sat 03:46
パリのメトロ(地下鉄)は、現在14本、パリの街の下や上(そうです、メトロでも地上を走る2番線や6番線があります。)を走っています。

名前通り、1番線が一番初めに開通したのですが、そんな1番線の車両の窓にこんな広告が貼ってありました。

「1番線にまつわるお話」
metro1.jpg
日本語の広告?、かと読んでみますと。
metro3.jpg
皆様は今、パリのメトロで最初に運行した線にお乗りだという事をご存知ですか?
この1番線は1900年7月1日に開通し、、、、以下省略。
(写真をクリックすると大きくなりますので、全文が読めます。)
という、1番線のお話紹介でした。

1900年はパリで万博が開かれた年。
ちなみに世界で一番古い地下鉄はお隣の国、イギリスのロンドンの地下鉄です。

metro2.jpg
現在、14番線のみが全自動化(運転手さんなしで運行)されていて、順次各線が後に続くのだそうです。

同じ内容の案内がフランス語、英語と見ましたから、きっと、イタリア語やスペイン語もあると思います。

1番線は、ルーブル美術館、コンコルド広場、シャンゼリゼ、凱旋門等々の最寄りの駅を通っていますから、多くの観光客と多くの泥棒ジプシーが利用しています。

どうぞ、パリでの良い旅の記念だけお持ち帰り下さい。


Texte / C








10/07/21 Wed 21:27
今年もジャパン・エキスポが大々的に開催されました。

「ジャパン・エキスポ」とは、毎年パリ7月初めにで行なわれるマンガやアニメ、ゲームを中心として、
民謡からロックまでの幅広い音楽、剣道、弓道、折り紙などの日本の文化をたっぷりと見せましょうというお祭りです。

場所はパリ・ノール ヴィルパント大展示会会場、東京ビックサイトよりも大きな会場には18万人にも及ぶ人々がフランスのみならず、ヨーロッパの国々から訪れました。
_MG_8844p.jpg
なんと言っても、訪れる方々のコスプレが本当に楽しいので、ご紹介致します。

先ずは「ナルト」ファミリー、ちなみにお父さんは警察官です。
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全て手作りのご自慢コスチューム(?)1年間の努力の賜物だそうです。
お仕事はパティシエ。
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宮崎映画のキャラクターは人気の的です。
「千と千尋の神隠し」のカオナシも飄々と歩いてました。
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「もののけ姫」、実はこの子とは電車が一緒だったのですが、この格好で電車に乗ってました。
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この子、、、?すみません、誰の扮装ですか。。。
P1150379p.jpg
兎も角、あっち、こっちにこんな方々が溢れています。

また、ジャパン・ライブと銘打たれたコンサートも行なわれたのですが、その参加ミュージシャンが凄い!

夏木マリ率いる「ジビエ・ドゥ・マリ」
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マリさんは「千と千尋の神隠し」で「湯婆婆」の声優を務められましたので、ノリのよさ故、今回は「湯婆婆」の扮装で登場。
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デーモン閣下の「聖飢魔Ⅱ」
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X JAPANの「Yoshiki & Toshi」
P1150404.jpg
それに「モーニング娘」。。。。そう、なかなかないメンバーでしょ。。。

別の会場では、「民謡ショー」、「書道教室」、「ゲーム体験コーナー」、「たこ焼き屋」、「カルピス試飲会」
「大物漫画家のサイン会」「マンガ読み放題コーナー」等々、面白日本詰め込みました状態でした。
マンガは日本語オリジナルと仏語、英語訳の物が山盛りあります。

随分前ですがメトロの中で「仁」の仏語版を読んでる人を目撃しました。
日本人が思っているより深く、大きく「マンガ」はヨーロッパに広がっています。

今年は前売り券が早々と売り切れになり、当日券売り場は1時間待ち。
知り合いの「てっちゃん」は列の長さにおののき、会場を後にしたそうです。

今年は去年よりも2万人も入場者が増えたとのことですが、
「日本」という名の別の国を見ている様な面白さがあり、楽しかったですよ。
きっと、来年も行くなぁ、私。


Texte / C







10/07/12 Mon 20:07
イタリアのトスカーナ州フィレンツェで、年に2回開催されている紡績業界の国際見本市
「Pitti Immagine Filati ピッティ・イマージネ・フィラーティ」が7月6日から8日までの3日間開かれました。
TKT売り場 のコピー.jpg
67回目となる今回は、新たに「FEEL THE YARN - 毛糸を感じよう」と題された未来のニットデザイナーの為の初のコンペティションが行なわれました。

『未来?』
そうです、世界的に有名な5つのモード学校( Polimoda-伊 / Central St.Martins College-英 / Royal College of Art-英 / Fh Trier-独 / 文化服装学院 )で現在学んでいる生徒たちが参加したコンペティションなのです。

会場はかってフィレンツェの守りの要であったバッソ要塞(16世紀の建物)。
要塞入り口1 のコピー.jpg先ずは、見本市会場の様子から見てみましょう。
各ブースでは、それぞれに趣向を凝らして自社の製品をアピールしています。

糸男!
tenjikai011 のコピー.jpgわんわんモデル。
tenjikai010 のコピー_2.jpg
洋服ではなく、ボタンやポケットを付けた生地をかっこ良くディスプレー。
tenjikai006 のコピー.jpg毛糸で作られたお家。
tenjikai004 のコピー.jpgパリの大きな展示会を見慣れていた目には、本当に新鮮に映った展示会でした。
糸と生地というシンプルな商品ですが、出展している物の品質の高さ、飾り付けのセンスの良さには感心しました。

そして、ここを訪れるのは世界中から集まったバイヤーやデザイナーの方々です。
「FEEL THE YARN」コンペティションの勝敗はそのプロの方々と審査員6名による投票で決められました。
_MG_9311 のコピー.jpg
実はコンクールがスタートしたのは今年の3月なのです。
_MG_9297.jpg
学生たちは3月に一度イタリアに集まり、1週間のワークショップの後、作品に必要なヤーンと技術の提供を受けて学校に戻りました。
それから作品制作に入ったのです。
_MG_9326.jpg
選抜校となった文化服装学院からは3名が参加し、おおいに奮闘しました。

縄手 香南さん
「得意な鉤編みで、イタリアのイメージであるカッコ良さとセクシーさを表現しました。」
nawate001 のコピー.jpg
嶋田 隆弘さん
「一本の細い糸からどの様な形が作っていけるのか?と考えました。」
shimada001 のコピー.jpg
石栗 洋祐さん
「新車のフェラーリと事故ったフィラーリをイメージして作品を作りました。」
ishikuri001 のコピー.jpg
優勝はドイツのトーリア大学 4年生のヴィオラ・ヴィディヤヤさんに決まりました。
「透明感があり、薄くて軽い感じと硬くて重いボリューム感をニットで表現したかったのです。」
viola1 のコピー.jpg
写真は左から:
C.P.F.社のMr.Lucchesi、Ms.Widjaja、Pecci社のMr.Pecci、TOSCANA PROMOZIONE社のMr.Ignesti。
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コンペティションの広報として、学生とプレスへのインフォメーションや手配を担当されたMrs.Bignami。
_MG_9710p.jpgのサムネール画像
紡績を商うだけではなく、紡績をデザインする若い才能を育てようとするコンペティションが幾つものイタリアの会社の協力で作られました。
優勝は一人だけのものですが、学生たちにとって、同年代の作品を見ることは大きな刺激になったようです。


フィレンツェの街で若い才能が大きく開花して行く事を願います。
_MG_9823.jpg
さらに詳しい内容をhigh fashion onlineで動画で発信してます!
下記URLへアクセスして下さい。

また、「装苑10月号-8月末発売」でもお伝えする予定ですよ、どうぞ、お楽しみに!


Photos et Texte / C








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私たちは文化出版局の発行している雑誌、装苑、ミセスの取材や情報提供などの仕事をはじめとして、文化服装学院、文化学園大学、文化学園大学短期大学部、文化ファッション大学院大学とフランスの色々な機関との交流のお手伝いをしております。

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