2010年3月アーカイブ

10/03/29 Mon 07:29
先日、このブログで紹介しましたカルティエ現代美術財団で行なわれている
「絵描き小僧 ビートたけし北野」展の作品をUPさせて頂きます。

本当にプっと吹き出しそうになる作品や考えさせられる作品が沢山ありますよ。

はい、こちらがコンテンポラリーアートの殿堂である、カルティエ現代美術財団です。

さぁ、さぁ、中へどうぞ。
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入ると直ぐに目に飛び込んでくる大型機械と恐竜。
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作品説明を読みながら行きましょう。

凄い音を立てて動くのは「北野式ソーイングマシーン"秀吉"」。
大きい図体で巨音で動くこの機械が作るのは小さいリボンだけ。
いるな、こんな人間もね、大声で息巻いてるけど、小人。
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お腹ににぎり寿司を詰めた魚、日本では、すでにこのような養殖が始まっているのです。。。。
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オレを見ているオマエは誰だ?
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タケシ巨匠の一番のお気に入りだそうです。
「自分の脳がオマエはこれだけのものなんだぞ」って言っているんだとか。
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タケちゃんの描いたツービート!
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バイク事故の後に描き始めたという動物と植物の合体。
「動物花器」ベニスで焼いた陶器です。
展示には同じ陶器の花が使われていますが、本体は花器で、本来は生花を生ける作品。
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カラーとぺんぎん
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照明が暗くなり、そこには世にも奇妙な生物が飾ってある見世物小屋があった。

牛金魚
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キリン太刀魚
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金魚カマキリ
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知らないだろうなぁ〜、見世物小屋って。
昔日本にもあったんですよ。
「蛇女」、長い蛇の様な物を食べてる女の人が小屋の中に居るだけで、全くインチキな縁日の出し物だったんです。。。母から聞いた話ですよ、もちろん。

ちなみにフランスにも見世物小屋なるもはあったそうで、「ヒゲ女」とか「小人」がいたそうです。

魂爺(こんじぃー)&魂胆(こんたん)
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日本人の身体の中には2つの相対する精神(魂爺=良い心と魂胆=悪い心)がある。
日本では2つの心がある。いつもこの2つが争っている。
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うん? 外には出店が。
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中ではお焼き(鯛焼き)が作られています。
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実はこれも立派な作品の一つです。
題名は"大仏しのぎ"
仏陀の故事「飢えから我が子を食べようとした虎に、自ら我が身を差し出すことで子虎を救った、釈迦の生前を忍んだ大仏型軽食。だが、それを見た物はいない。」
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このお焼きの制作には有名パティシエ、サダハル・アオキの協力があり、美味な作品となりました。

もっと、もっと、ご紹介したい!っと思うくらい楽しかったです。
日本でも同じ展覧会が見れたら良いですね。


Photos/Chieko HAMA 
10/03/26 Fri 01:00
ティム・バートン監督の「Alice au pays des merveilles 不思議の国のアリス」が、
日本より一足お先にフランスで公開されました。

そこで、パリのプランタンデパートが、人気デザイナーがアリスの服をクリエートしたら?
という企画で、「Alice au Printemps de merveilles 不思議なプランタンのアリス」と題して、
ショーウインドーを飾りましたので、ご紹介します。

映画は8歳の少女アリスではなく、不思議な国から戻った10年後の設定なので、
18歳の女の子をイメージして作られています。

ではどうぞ、ご覧下さい。

Bernhard Willhelm ベルンハルト・ウィルヘルム。
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Christopher Kane クリストファー・ケイン
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Ann Demeulemeester アン・ドゥムルメステール
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Charles Anastase シャルル・アナスタス
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Chloé クロエ
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Alexander McQueen アレキサンダー・マックイーン
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Manish Arora マニッシュ・アローラ
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Maison Martin Margiela メゾン・マルタン・マルジェラ
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Haider Ackermann ハイダー・アッカーマン 
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いかがでしたか?
どの服も、うんうん、そうそう、と思わず含み笑いをしたくなるほど、
それぞれのデザイナーの個性が出ていますよね。
で、ありながらもアリスの世界です。

ただ、楽しい気分で見ていたショーウインドーですが、McQUEENのところでは、寂しくなりました。
彼はあれだけロマンティックな夢をみんなに見せてくれたのに、まったくロマンティックじゃない方法で、二度と帰って来れない場所に逝ってってしまったから。
心よりのご冥福をお祈り致します。

さぁ、もう春だし、直ぐに桜も咲き、緑が芽吹きます。
それは、当り前のようですが、ありがたいことなんだと思います。
冬は絶対、終わる!絶対に終わりますから。


Photos / Chieko HAMA 




10/03/23 Tue 00:01
"Les Lalanne ラランヌ夫妻展"が Les arts décoratifs パリ服飾装飾美術館で始まりました。
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ラランヌ? 
クロード(Claude)とフランソワ-ザヴィエ(François-Xavier)、
ラランヌ夫妻の名前は日本ではあまり知られていない様ですね。
実はフランスでも彼らの創った初期の作品の評価は高いものではなかったのです。
理由は作品を見て行くとおわかりになると思います。

この青いカバ、なんだと思います?
François-Xavier 1968~69年作
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口は洗面台、上あごのところには鏡があるでしょう。背中を開けると、なんとバスタブ。
そうです、カバのお風呂なんです。
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このラクダは? ソファーです。
François-Xavier 1974年作
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鳥のベット。足もちゃんと見て下さいね。
François-Xavier 1964年作
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鳥のテーブル。この上に紅茶とケーキを置いて、午後の時間を過ごしたくなります。
François-Xavier 1975年作
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なぜ、評価が高くなかったのか?
作品があまりにもわかり易いからです。たぶん。
彼らの作品コンセプトは作品は飾って鑑賞するだけではなく、日常で使って貰いたいというものです。

そう、有り難がって、手も触れないように飾るものではないことが、有り難がってもらえなかった理由だと思います。 


この作品は大きいんですよ、1.85m×3.5m×0.8mの猫型バーカウンターです。
François-Xavier 1968年作
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猫のお腹でシャンペンを冷やしたり、氷を割ったり、カクテルを作るんです。
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ゴリラのセーフティーボックス。
彼なら大切な物を守ってくれます!なんて、気持ちになるなぁ。
François-Xavier 1970年作
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サイの机。肩やお尻のところも開けられて、本を入れたり、もう一つ別の机になったり。
こんな机なら、「ずっと座って勉強します。」と小学生も言うと思う。
François-Xavier 1966年作
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「評価は人がしたものを信じるのではなく、自分の目でするもの。」
それはわかっているのですが、なんせ、自分の目に自信がある人の方が少ないんじゃないですかね?

ラランヌ夫妻の才能をいち早く見抜いたのは、同じく才を持つデザイナー、イヴ・サンローランでした。
彼らのパトロン的存在だったそうです。

サンローランがオーダーしたバーカウンターです。
写真右の卵の形のところでボトルを冷やし、真ん中はシェーカーになっていて、左は氷入れ、実用的なのです。
Claude 1965年作
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1969年に行なわれたサンローラン、秋冬オートクチュールコレクションのショーにはこの胸とお腹の作品が使われました。
ショーに出るモデルから型を取り、創ったのです。
モデルが実際に着けて、ヌードの様に見えるボディーの上に薄いドレスをまとったのです。
まだ、69年ですからショッキングな演出だったと思います。
Claude 1969年作
leslalanne033.jpgこのブロフでも紹介しましたが、昨年2月にパリで行なわれたサンローランとベルジェの世紀のオークションで、夫妻の作品も競られました。
始まり値は4000万円で、最終値は3億5千万円!という作品があり、フランスでも大きな話題になりました。
実は一昨年、フランソワ-ザヴィエが亡くなっています。
そのことは異常な高値と無関係ではないと思いますが、この高額競り値が夫妻の作品の再評価になったことも事実の様です。


実際にコレクターの方々はこんな感じで、食事をされているんですかね。
もちろん全て、ラランヌ夫妻の作品です。
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ナイフ、フォーク、スプーン、使い勝手が良いのか?は、わかりません。
Claude 1966年作 
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展覧会の演出はPeter Marino(ペター・マリノ
ジョルジオ・アルマーニ氏の自宅、シャネル パリ本店、銀座店、ルイ・ヴィトンンNY店などのカッコイイ!建物をデザインするアメリカ人の建築家です。
ラランヌ夫妻の30年来の友人であり、作品のコレクターであり、彼らをアメリカに最初に紹介した人でもあります。
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小ウサギとディーバ。
Claude 2006年作
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ホっとする展覧会です。
作品を見て行くうちに肩の力が抜けてきますよ。
ただ、作品の殆どが個人所有なので、今後、同じ様な規模での展覧会を行なうのは難しいかもしれません。
ご興味があれば、絶対に行き!ですよ。

展覧会のお勧め度は5点満点で、4.5点です。

2010年7月4日まで。
107, rue de Rivoli 75001 Paris

開館日:火曜から日曜 11時から18時(木曜のみ21時まで)
閉館日:月曜
料金:9ユーロ

Photos / Chieko HAMA
10/03/20 Sat 22:10
番外編第3弾です。


今回は3月11日に行われた「Luciole_jean pierre」のプレゼンテーションをご紹介します。

「Luciole_jean pierre」はフランス人の名前のようですが、デザイナーは日本人。
オオシオ・ジュンペイさんという文化服装学院アパレルデザイン科の卒業生です。
ブランド名の由来は、彼のお母様が、もし女の子に生まれていたら蛍という名前にしたかったということから、蛍のフランス語である「Luciole」、ジュンペイが「Jean-Pierre(ジャンピエール)」に聞こえることから、その二つを組み合わせ「Luciole_jean pierre」になったのだそうです。

会場は、ファッション、アート、建築のマガジンや写真集を豊富に取り扱う書店「OFR」のギャラリー。
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コレクションはシャツだけで、ハンガーラックを押しながら登場した男の子が、観客の前で着替えていくというプレゼンテーションから始まりました。
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ベーシックなアイテムであるシャツをフォーマルだけど遊びのあるデザインでアレンジしています。
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その後、「幸せ」をテーマにしたアニメーションも上映。
願いを一つ叶えてもらう代わりに幸せを一つ無くしてしまう男の子のストーリーです。
彼がデザインしたシャツを登場人物が着ていました。
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デザイナーの大塩さんです。
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とてもアンチームな雰囲気とオリジナルな演出のプレゼンで楽しめました。

アニメーションの一部がご覧頂けます。


texte et photos / BP







10/03/19 Fri 05:55
パリ・コレクション番外編第2弾です。
今回は合同展示会TRANOIの会場で行われていた「tokyoeye」をご紹介します。

「tokyoeye」は日本のファッションを世界に発信し、海外でのビジネス展開を希望するブランドを支援するために経済産業省が発足したプロジェクトです。

TRANOIは毎回パリコレ期間中、パリ市内の3カ所で行われている大規模な展示会で、
今回は主催者が新しいコンセプトのもとに4カ所目となる「TRANOI SHOWROOM」をマレ地区で開催しました。この一角が「tokyoeye」の会場になり、14の日本のブランドが出展しました。

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「CRAM JAM CHEST」のぬいぐるみ。
ミリタリーの服を解体し、パーツを組み立てて作っています。
フレンチ・ブルの愛らしさが上手く表現されていますね!好評だったそうですよ。
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「amabro」のよだれかけ。
蝶ネクタイや金メダルのトロンプルイユが楽しいアイディア商品です。
ギフトにもいいでしょうね。
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同じく「amabro」の有田焼のそば猪口。
伝統的なモチーフを現代的にアレンジし、有田の職人により昔ながらの手法で作られています。日本の伝統あるアートを日常に取り入れて欲しいという願いが込められているそうです。そば猪口以外の用途でもいろいろ使えそう。とても欲しくなった製品です。
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「SACHIO KAWASAKI」
オプ・アートのようなテキスタイルが印象的。
タイツまで同様のモチーフでまとめられています。
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「ValenTine"s High」
カラフルでポップ。海外では意外と年配の方たちの興味を引いていたそうですよ。
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「LIZ LISA」
ガールズファッションの人気ブランド。ロココ的ですが、今のフランスにはないスタイルなので、やっぱり日本カルチャーから生まれたファッションなのでしょうね。
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「galaxxxy」
東京ならではのストリートファッションです。
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全てはご紹介できませんでしたが、ここに集まったのはジャパン・ファッションの高いクリエーション力を見せてくれるパワフルなブランドばかりでした。

来シーズンも楽しみです!


texte et photos / BP





10/03/17 Wed 05:05
パリ・コレクション期間中は公式スケジュール以外にも展示会やプレゼンテーションがたくさん行われます。
マメに歩き回ると素敵なものに出会えるんですよ。
「パリ・コレクション 番外編」では、気になる若手クリエーターをご紹介します。


 
まずはこちら。
マレ地区で行われていたMIKIO SAKABE、YUIMA NAKAZATO、HUI-HUIの3ブランド合同展示会です。
坂部さんと中里さんに初めて会ったのは、彼らがまだアントワープ王立芸術アカデミーの学生の時でした。年度末のファッションショーを取材し、作品もその時初めて見たのですが、斬新なコンセプトとヴィジョンの明確さに驚かされました。

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MIKIO SAKABE のデザイナーの2人、坂部三樹郎さん(左)とジュエ・ジェン・ファンさん(右)。
ジュエさんはラ・カンブル出身ですが、パリのエスモード在学中に知り合ったそうです。
今回は「ホラー」からの発想で、十字架を刺繍したブルゾン、死神をモチーフにしたTシャツ、ユニコーン模様のニットなど、ダイナミックな絵柄が独創的でどこかロックなムードのコレクションでした。
2人も新作の服を着ています。さすが、お似合いでした。

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YUIMA NAKAZATOの作品。
「融合」をテーマに、オーガニックなモヘアと無機質なアルミニウムで作られたコレクションです。魔物でもなければ純粋な物でもなく、男女や世代などの隔たりのない世界感にしたかったのだそうです。

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冷たそうで暖かそうな、襟のような、ネックレスのような、胸当てのような、、、マットなモヘアに埋もれたアルミチェーンがキラキラ光る、アートピースのような作品です。

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地下室では中里さんのイメージビデオが上映されていました。
舞踏からイメージしたそうで、彼の服を着たアンドロジナスなモデルが登場する少しミステリアスでコンテンポラリーな映像。
彼のホームページ、http://yuimanakazato.comでご覧頂けます。 

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中里唯馬さんです。
インターナショナルなモードフェスティバルへの出展やアーティストのステージ衣装作りなど、多岐に渡る活動をしている才能豊かな方です。

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HUI-HUIのアクセサリー。
木片にハンドペイントした暖かみのあるアクセサリーが目を引きました。

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HUI-HUIはドイツ人女性3人によるブランド。その中の1人カタリーナさんです。
プリントの服やニットもあります。

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皆さんの今後のご活躍も楽しみにしてます!



texte et photos / BP










10/03/15 Mon 05:00
「Gosse de Peintre Beat Takeshi Kitano- 絵描き小僧 ビートたけし北野」展が、
カルティエ現代美術財団で11日から始まりました。
映画監督、画家、作家の「北野武」だけではなく、絵、オブジェ、映像の数々を通してお笑い芸人である「ビートたけし」の姿も大きく取り上げられています。

9日にはたけしさんが来られて、日仏合同と日本のマスコミ向け記者会見がありましたので、その様子をご案内します。

登場して直ぐに、「オイラの席はここかい?」っという感じで、お名前の確認。
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日本のテレビ局も新聞社もパリに支局や支社があるところは、ほぼ全員集合しております。
もちろん日本からも大勢駆けつけていますし、多くのフランスメディアも取材に来ていました。
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ご紹介です。
左から、たけしさんの所属事務所の森社長、
たけしさん、
エルヴェ・シャンデス カルティエ現代美術財団ディレクター、
通訳のカトリーヌさん(日本映画のフランス語字幕のほぼ100%が彼女の訳です。)
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たけしさんのご挨拶は:
カンサン#@、ヌンムニダ%*、ハンタン&*、バンペイ!、っと北の将軍様を真似て始まりました。
この現代アートの殿堂カルティエ財団で、、、流石たけし!です。

たけしさんが本当に可笑しく話されるので、会見中にプって吹き出しちゃうんですよ、取材してる皆さん。

財団での展示会期間は通常3ヶ月ですが、今回は異例にも開会前に6ヶ月に延長!
フランスでのたけしさん人気と関心の高さが伺えます。
2月にはフランス語の自叙伝も出版されましたし、「浅草キッド」や「たけしくん、ハイ!」も翻訳本が既に出ています。
余談ですが、「たけしくん、ハイ!」の仏語題は「La vie en gris et rose 灰色とバラ色の日々」、上手な仏翻訳だと思いました。
_MG_4233.jpg実はエルベさんは5年前に展覧会のプロポーズをしたそうですが、たけしさんのスケジュールの都合で、
直ぐには実現は出来ませんでした。
しかし、もし、たけしさんが個展をすることを考えたら、カルティエに連絡をすると約束したのです。
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2年前、映画「アキレスと亀」を制作した際にたけしさんが描いた100枚にも及ぶ絵を見て、
森社長が「興味がありますか?」とカルティエに電話。
直ぐにエルベさんは東京で話し合いの場を持ちました。
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3人は何度も話し合いを重ね、フランスで巨匠と言われている監督「北野武」の大もとである「ビートたけし」の世界観も見て貰う事に決定しました。
ですから、今回は「ビート たけし 北野」と紹介されているのです。
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記者からの質問に答えて。

一番影響を受けた芸術家は? 
「印象派の画家とか、ピカソなんかは好きですけど、好きなだけで、
色のことで一番影響受けたのはペンキ屋だったうちのオヤジです。」
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お父さんはどのような方ですか?
「兄貴から後で聞いたんだけど、腕のいい漆職人だったそうで、戦後仕事が無くなって、下町の貧乏長屋で、口うるさい女房と暮らして、外で酒飲んで、女房を殴る事でしかストレスを発散する方法がなくてさ。ペンキ塗って生活の糧にして、誇りある職人じゃないって、悔しかったのかなぁ。死ぬまで家族と仲悪くてね。」
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だから絵描きになった(この展覧会を開いた)のですか?
「いいや(違うよ)、でも"Gosse de peintre"という展覧会名には、"絵描き小僧"という訳以外にも"ペンキ屋の子供"という訳が出来るって聞いてね、それは子供(の立場)として考えると"ペンキ屋の子供"とタイトルをつけることで、初めて父親に感謝してる(と伝えられる)な、って思ったんだ。」
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「大人も子供も、うふぅふぅ、って笑って、余計なコンセプトなんて考えないで、童心に返るとかじゃなくて、日本独特の場の雰囲気を『いいね、こんなの』と思って貰えたらと作りました。」
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「(自分は)画家でもないし、芸術家でもないから、こんなステイタスのあるところだと、抽象画だとかコンテンポラリーだとか言って、ごまかす手もあるんですが、、、(みんな大爆笑)一番正直に自分が楽しめるものを皆さんと共有したいと思ったんです。」
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会見を終えて、ハイ、ポーズ。
「三匹のサムライ」みたい。。。知らないだろうな、若い子は「三匹のサムライ」。
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会場ではまだ、最後の仕上げに追われていました。
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場所が変わり、日本人記者との会見です。
この後、フランス人記者との会見がありました。(なんで分けるんだろう?)
_MG_4580.jpg「この男、凶暴につき」での映画監督デビュー以来、フランス人を夢中にさせてきました。
日本では当たらないという彼の映画はフランスでは熱狂的なファンがいます。
_MG_4629.jpg皆さんはたけしさんの写真が多過ぎると思ってるでしょう?
「この男、魅力あり過ぎにつき」、、、もうメロメロです、お許し下さい。
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この夜、フランス国家からたけしさんへ芸術文化勲章「コマンドール」が授与されました。
それに対し、たけしさんのコメントは、
「(オイラは勲章を)貰っても、また変な扮装や馬鹿な事をするわけで。。。
すみません、勘弁して下さい。」でした。
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今回紹介出来なかった作品をまたUPしますね、待ってて下さい。

3月11日から9月12日まで。

261, boulevard Raspail 75014 Paris
Tel:+33(0)1 42 18 56 50
fax:+33(0)1 42 18 56 52
開館日:火曜から日曜、11時から20時(木曜のみ22時まで)
入場料:7.50ユーロ

Texte et Photos / C
10/03/11 Thu 23:53
3月10日。
いよいよパリ・コレクション最終日を迎えました。
今日もまだまだ見逃せないメゾンが控えています。



Louis Vuittonのショーへ。
ルーヴル美術館の横に建てられた特設テントが会場です。
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中には噴水!
パリでは30分、40分遅れでショーがスタートするのが日常的になっていますが、ルイ・ヴィトンだけは特別。
数シーズン前、NYコレクションでクリエイティブ・ディレクターのマーク・ジェイコブスのショーが2時間遅れでスタートし、大批判を受けて以来、極めて定刻近くにスタートするようになったのです。
今回はなんと時間ぴったりに始まりました。長年ショーを見ていますが、こんなことは始めて!
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ショーのフィナーレ。
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赤ネクタイ(案内係)たちも見入っていました。
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最後はマーク・ジェイコブスが登場。観客から大きな拍手が送られました。
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ショーを終え、モデルたちとポーズをとるマーク。
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バスに乗りアール・フレシネへ移動。
変な自転車を発見!前方に付いたペダルを踏みながら、ものすごいスピードでバスを追い抜いて行きました。
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Jean-Paul Gaultierのショーへ。
ミュージックはスパイ映画「007」のテーマソング。
スーパーモデルで女優のリリー・コールが最初と最後に登場しました。
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ゴルチエはいつも走って出てくるんですよね。
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セルッティのショーへ。
レディスのクリエイティブ・ディレクターにリチャード・ニコルが就任。初コレクションです。
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リチャード・ニコル。
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セレクトショップ「SUITE114RUEDUBAC」のカクテルパーティへ。
主役は若手デザイナーMaxime Simoensで、彼を多くの人々に紹介するために店が企画したイベントです。
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デザイナーのマキシム・シモアンス。スパンコール刺繍のゴージャスなドレスやジャケットが展示されていました。
とてもクチュール的ですがシャープなカットワークでモダンな印象に仕上がっています。
1984年リール生まれの彼は、シャンブル・サンディカル・ド・ラ・クチュール・パリジェンヌ校でモードを学び、I-Design インターナショナル・コンクールのレース部門で最優秀賞を獲得。クリスチャン・ディオールやバレンシアガで研修を積むなど、輝かしい経歴の持ち主です。
詳しくはこちらでご覧ください。www.maximesimoens.com
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Valentino主宰のハイチ地震被災者支援パーティも行なわれました。
災害にあったハイチの子供たちの救済を目的に、パーティを開いてTシャツと本を販売。その売上金を寄付するのです。
モード界でもこのようなチャリティ活動が行われている事はとても嬉しいですね。
会場はモンテーニュ通りのブティックでした。
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クリエイティブ・ディレクターのピエール・パオロ・ピッチョーリ(左)とマリア・グラツィア・キウリ。
写真撮影に二人揃って気さくに応じてくださいました。
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災害にあった子供たちの写真を集めた本です。
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Tシャツはこの企画のために特別に作られました。袖がレースになったフェミニンなデザインです(250ユーロ)。
薄紙のスカートをコーディネートしてディスプレーされていました。
前の晩は顧客ご招待日で、5〜6枚一度に購入された方もいたそうです。さすが、ヴァレンティノの顧客ですね。
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今日は最終日なので、この後もイベントが目白押し。まだまだ続く長い夜でした。
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皆さん、お疲れ様でした!!


texte et photos / BP

10/03/10 Wed 23:40
3月8日。

今日は午前中に行われたイヴ・サンローラン回顧展の記者会見と内覧会に出席してからコレクションへ。
回顧展の様子は、また別枠で詳しくご紹介!



Giambattista Valli のショーからです。
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裾のボリュームたっぷりのマーメイドスカートが印象的でした。
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Zuccaのショーへ。
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ブルーのライトが幻想的。
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袋をたくさん下げたリュックを背負ったモデル。カジュアルと未来的な要素をミックスしたコレクションでした。
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Kenzoのショー。
インビテーションは真空パックされた涸れ葉でした。
ケンゾーはいつも凝った舞台セットを見せてくれますが、今回は枝で編んだ屋根を作り、その下をモデルが歩きました。
作品には、花柄とチェックのマテリアルやメンズのテーラード地が豊富に使われていました。ゆったりとしたロング丈のワンピースは70年代風でもあります。マニッシュなソフト帽がアクセントに。
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ショーが終わり、会場から出る人々。彼らを狙って突撃インタビューするTVクルーの姿があちらこちらで見られます。
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またまたバスに載って移動。
コンコルド広場です。
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セーヌ川。岸辺にはたくさんの船がとまっています。住居として使われているものもあるんですよ。
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Commuunのショーへ。
黒人モデルだけを使い、きれいな色のドレスが並びました。
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シャイヨー宮。ここではVanessa Brunoのショーが行われました。
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先日ご紹介したピエール・カルダンさんの60周年記念パーティーへ。
会場は、ご自分のレストラン「マキシム」です。
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カルダンさんです。
ここでは、60周年記念に出版された写真集を販売。
購入された方々にサインをされていましたが、すごい人気。
順番に並んで待つのではなく、早いもの勝ち状態だったのですが、私も負けずにサインをしていただきました。
一人づつに名前を聞いて丁寧に対応してくださっていましたよ。

まだショーがあるので、早々に会場を後にしました。
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18時半から21時までのパーティでしたが、2時間半ずっとサインをし続けられていたと友人談。
白ワインを一口飲んで、休む間もなくペンを走らせてるカルダンさん、すごい方です。
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今日の最後はイヴ・サンローランです。
会場はグラン・パレ。ピンクのライトに彩られていました。
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案内係の男女。
赤い襟とベルトがアクセントになって、サンローランらしいシックな服装ですね。
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ギャザーで肩を膨らませたケープブラウスなど、聖職者を思わせるシルエットが目立っていました。
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ショーが終わり、出口に向かう人々。
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会場を出ると対面する建物はプティ・パレ。
もうすぐ始まるイヴ・サンローラン氏の回顧展のポスターが見えました。
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一晩明け、3月9日。
今日は10時半からChanelのショーです。
会場は、昨夜のイヴ・サンローランと同じグラン・パレ。夜通しでセットを交換したのでしょうね。ここ数シーズン、このパターンが続いていますが、毎回その入れ替えの早さには驚かされます。

こちらが今回のセット。最初は白い幕で仕切られていて見えなかったのですが、ショーのスタートとともに幕が上がり大きな氷山が現れました。会場からは思わず歓声があがりまし
た。
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最初に現れたのは、ぬいぐるみのような服を着た男女のモデルです。
そういえば、招待状はかわいいホッキョクグマのイラストでした。
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カメラマンの数もさすがに多い。
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モデルは水の上を歩いていました。
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デザイナーのカール・ラガーフェルドの登場。大きな拍手が送られました。
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ヴァネッサ・パラディも来ていました。すごい取材陣です。
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シャネルの案内係はクラシックな制服です。「赤ネクタイ(Cravate rouge)」と呼ばれています。
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ショー会場から出てくる人々。
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Moncler Gamme Rougeのプセンテーションへ。
一階では覆面とサングラスをしたモデルによるミニショーを行っていました。
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地下ではインスタレーション。
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TVインタビューを受けるクリエイティブ・ディレクターのジャンバティスタ・ヴァリ。
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私も聞いてみました。
「ずいぶんとフューチュリスティックなイメージですね。」
「アーバンと未来のミックスなんだ。ジョージ・ルーカスの映画に出てくるヒロインみたいでしょ?」とヴァリ。
はい、宇宙をテーマにしたハリウッド映画のワンシーンのようです。

ブルック・シールズとヴァリ。
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Agnes B.のプレゼンテーションへ。
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アニエスさんです。
とてもキュートな方です。
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ヴァレンティノへ。
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壁には、映画監督Kenneth Angerのフィルムがランダムに映し出されていました。
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ショーが始まると、映像は水に変化。
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Marithe + Francois Girbaudへ。
自転車のパフォーマンスが始まりショーがスタート。
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作品にはレーザーでグレンチェックや千鳥格子の模様を付けたデニムなど、凝ったマテリアルが使われていました。一見デニムには見えないんですよね。ストリート感覚のショーで楽しめました。
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会場を出るとすっかり日が暮れていました。今日はこれで終わりです。
それではまた、ご報告します!
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texte et photos / BP








10/03/09 Tue 14:39
北野武=ビートたけし、という事はご存知かと思います。
日本ではコメディアンというイメージが強いたけしさんですが、フランスでは映画監督として、とても人気があります。

そこで、たけしさんの色々な面をスクリーンを通して、ご覧頂こうという企画が3月11日からジョルジュ・ポンピドゥー国立芸術文化センターで始まります。
北野武としての監督作品、俳優ビートたけしとして出演した映画やテレビドラマ、インタビュービデオ、彼に影響を与えた作品等々を3ヶ月半かけて上映します。

オープニング前にフランス全土で、3月10日に封切られる(フランスでの)最新作「アキレスと亀」の特別上映会が8日にありました。
たけしさんも舞台挨拶に来られましたので、ご報告!

さぁて、ここがジョルジュ・ポンピドゥー 国立芸術文化センター(略してポンピドゥー・センター)です。
パリぽくない前衛的な建物でしょう。
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中はこんな感じです。
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「アキレスと亀」はこちらです。
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北野武の名前の下ではモニターで映画の予告編が流れていました。
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入り口で待っていると、日本のやくざとイタリア マフィアが入って来ました。。。って感じでしょ。
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もうご紹介するまでもないですね。
北野武監督です。
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たけしさんの付き人のゾマフォンさんとジャック・ラング 前フランス文化大臣。
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マフィアと間違えたのは、アラン・スバン ポンピドゥー センター長。。。でした。
そう、このセンターで一番お偉い方です。
実は上映前に舞台で、「歓迎たけしさん」的な挨拶をされたのですが、「アキレスと亀」を「うさぎと亀」と言い間違えて、爆笑をかってました。(フランスにも「うさぎと亀」という題名の物語があり、日本の物語と殆ど同じ内容。)
また、その言い訳が「すみません、子供の時に何度も何度もその物語を聞かされていて、トラウマなんです。。。」
お茶目です。
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今や遅しと監督の舞台挨拶を待つ皆さん。
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監督登場!
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たけし:この「アキレスと亀」という映画は(オイラにとっては)大きな意味がある映画なんです。
その前に2本(撮ったの)がまったく当たらなくて、映画を見た人から「金返せ!」なんて言われてましたから、この映画が当たってホっとしました。
それにこの映画に描かれている夫婦が自分と重なるところがあって、
好きな事を一生懸命にしてるんだけど、「この人達って本当に幸せなんだろうか?」
「え、オレは?」なんて考えるんだよね。
出来れば、楽しんで行って下さい。っと、たけしさんらしいご挨拶でした。

この映画を見たら、芸術は痛い!って思いました。
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6月26日まで。
75791 Paris Cedex 04
映画料金:6ユーロ
詳しい上映プログラムはhttp://www.cnac-gp.frでお確かめ下さい。

Texte et Photos / C


10/03/08 Mon 23:14

イヴ・サンローラン大回顧展がパリ市立美術館プチ・パレ Petit Palaisで3月11日から始まります。
なんと、300点もの作品が展示される今までに無い最大規模な展覧会です。
今日、8日にアン・イダルゴ パリ市副市長とピエール・ベルジェ イヴ・サンローラン財団代表、
ジル・シャザル プチ・パレ館長らの記者会見が行なわれました。

会場のプチ・パレ パリ市立美術館。
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左から、フローランス・ミュレール学芸員、ピエール・ベルジェ氏、アン・イダルゴ パリ副市長、
ジル・シャザル プチ・パレ館長。
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ベルジェ氏:サンローランが亡くなって直ぐにドラノエ パリ市長から「彼の為に何かをしたい」との申し出がありましたから、私は大きな回顧展をする事を提案したのです。
私たちは長きにわたりサンローラン自身が全てを監修した(デザインはもちろん製造工程の全てを彼自身が見届けた)作品を完璧な状態でサンローラン財団でコレクションしてきましたので、それが可能だったのです。

シャザル氏:プチ・パレはとても特別な場所です。色々な可能性がある場所だと思っています。
モードとも、とても縁があるんですよ。ここでファッションショーも何度も行なわれていますからね。
しかし、美術館なのです。
私はサンローランの作品はゴヤやレンブラントの絵画と同様にここで展示されるべきだと思ったのです。

ミュレール氏:準備に1年間掛かりました。作品の選択が特に難しかったのです。
サンローラン財団に保管されている作品はあまりにも豊富で、素晴らしいものばかりだったからです。
この展覧会は旅なのです。サンローランの40年間のクリエーションに旅して下さい。

会見場は各国からの記者で埋まりました。
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会見後、展示会場が公開されました。
入り口にはサンローランの愛犬、ムジークの姿もありました。
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ベルジェ氏:展覧会の入り口にはピーコートが展示してあります。
これには意味があるのです。サンローランはもちろん裕福な女性の為の服も作りました。
しかし、仕事を持ち、車を運転し、自分の力で未来を切り開く女性の服を作ったのです。
それを先ず表現したのですよ。(写真右のピーコート)
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一般公開前にまだ展示準備が行なわれていました。
窓ガラスにペインティング途中のデザイン画です。
yslpetitpalais023.jpg一緒に会場をまわり、側に居る方々に「素晴らしいだろう」「良い作品だよ」「美しいね」と話されているベルジェ氏の姿が印象的でした。
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美しいプチ・パレで行なわれる本当に素晴らしい大回顧展です。
詳しい情報はまた直ぐに続報でお届けします!
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3月11日から8月29日まで。

Musée des Beaux-Arts de la Ville de Paris
Avenue Winston Churchill 75008 Paris
開館日:火曜〜日曜 10時〜18時
入場料:11ユーロ

Photos / Chieko HAMA


10/03/08 Mon 18:50
パリ・コレクションも中盤を迎えました。



3月6日。
5日目の今日は、9時半のJunya Watanabeからスタートです。
カーキ色で統一されたコレクションのテーマはミリタリーとスポーティ。
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レクレルール社長のアディダさん(右下)。
こんなに寒い日なのに石田純一さんのように素足です。。。。同世代ですかね?
アテネ・ファッションウィークでご一緒して以来、取材協力をいただくなど色々とお世話になっています。
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ショー会場にいた白髪の紳士。ハートのジャケットはコムデギャルソン?お似合いでした。
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Hider Ackermannのショー。
ウエストを絞った細身のシルエットで、レザーをレースのようにカットしたロングドレスやドレープ襟のラップコートなど、知的でセクシーなイメージでした。

ショーの後バックステージでハイダーに声をかけると、前回バックステージ取材とインタビューをしたのを憶えていてくれて、「あの記事良かったよ!とっても気に入っている。ありがとう!!」って言ってくれました。

コレクションについて、「モデルのウォーキングがとてもスローで、優雅な雰囲気でしたね。」って感想を投げかけると、「ノーブル(高貴な)な女性像なんだ。」との答え。
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チュイルリー公園 を横断して次の会場へ。
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Viktor&Rolfのショー。
凄い盛り上がりでした。
先日の香水のパーティでポーズをとってくれたクリステンがメインモデルになって、ヴィクターとロルフがステージの中央で彼女の服を着替えさせていく演出。何十枚も重ね着したクリステンの服を一枚一枚脱がせ、次々に他のモデルにその服を着せていくのですが、着せ方を変えたりしながら着付けていき、それぞれがしっくり馴染んでいくんですよね。関心しました。全部で23体あったそうですよ。フィナーレは大歓声が飛び交いました。
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移動ピザ屋さんを発見。今回、ショー会場の前でこのトラックをよく見かけます。
実はファッションマガジンJalouseが、ショーをまわっている人たちに無料でピザを提供しているのです。コレクション中は密なスケジュール(1時間毎に殆どが違う会場でショーが行なわれます。)なので、お昼を食べそこなってしまうジャーナリストが多いんですよね。
宣伝の為なのですが、なかなか良いアイデアです。
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お腹が空いていたのでいただいてみました。イタリアン風の薄生地に生ハムとフレッシュなロケット・サラダがのっていて予想に反しておいしかったです。ごちそうさまでした!
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Ann Demeulemeesterのショーへ。
アンの会場はいつもこの建物。もともとは教会です。
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作品は黒を中心にビビッドな赤がアクセントになっていました。今回は羽根の装飾や光沢のあるマテリアルもたくさん使われていて、アンのストロングな女性像に華やかさがプラスされていました。
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Comme des Garconsのショーへ。
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黒、白、赤のチェック地で統一されたコレクションで、綿を入れてランダムに表面を膨らませたデコレーションが特徴的でした。
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Jean-Paul Gaultierのショーへ。
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メキシコ、ロシア、モロッコ、ギリシャ、、、とエスニックなムード満載の作品が次々に登場。楽団による民族調のミュージックとともに、いつもながら陽気なショーを披露してくれました。
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Loeweのショーへ。
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寒いので入り口にはストーブが置かれていました。
夜になって、本当に寒かったです。
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カフェテリア風に観客が丸テーブルの周りに座りショーを見る演出。
シャンペンやカナッペのサービスもありました。
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3月7日。
やっと山を越えました!後4日です。まだまだ頑張りますよ!!

今日は一段と寒く、マイナス6〜7度。
外は冷凍庫、でも会場の中は暑い熱気で包まれています。



Celineのショーへ。
先シーズン、クリエイティブ・ディレクターにフィービー・フィロが就任し、初コレクションが大好評を博したので、続く今回も期待されています。
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ミニマルなデザインが現代的で、とてもエレガントにまとめられています。
今回もやはり大好評でした!
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はい、移動中です。
景色を眺めながら一休み、一休み。

自由の女神。彼女は日本に行ったこともあるんですよ。
ほらほら、あのお台場に来たのが彼女です。
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アレクサンドル3世橋。パリで最も美しいと言われている橋です。
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アンヴァリッド。遠くに見えるドームの真下にナポレオンの棺が置かれています。
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Costume Nationalのショーへ。
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ファーやフェザーを部分的にあしらったボリューム感のあるジャケットやコートにスリムなパンツをコーディネートして、リッチでクールな雰囲気に仕上がっていました。
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Hussein Chalayanのショー。
昨日のアンと同じ会場です。
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前半、ダブルのジャケットやコートのルックがほとんどだったので今回はわりとクラシック?と思っていたら、後半は銀河系のような模様の近未来的なドレスや真っ赤なエスニック調のジャケットなども登場しました。トレーナーやジーンズなどのカジュアルなアイテムのミックスがフセインらしかったです。
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フセインの会場から出る人々。
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人気ブランドのショー会場の前には、お洒落な人のスナップ写真を撮るカメラマンが必ずいます。彼女もその一人。今日は愛犬も一緒。
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アール・フレシネへ移動。ここでは二つショーを観ます。

一つ目はSonia Rykielのショー。
頭に大きなポンポンをつけていました。ソニアのモデルたちはいつも笑顔なんですよね。
開放的でポジティブな精神の女性というイメージで、ソニアらしいです。
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二つ目はJohn Gallianoのショー。
銀色の紙吹雪が舞うステージで、アフガニスタンやモンゴルなど、中東とアジアの国々からインスパイアされたコレクションが披露されました。
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フィナーレを終えモデル全員がバックステージに戻ると少し間があってガリアーノが登場、というのが毎回のパターンです。ある時はナポレオン、ある時は海賊、とテーマに合わせていつも誰かになりきって出てくるんですよ。これは観客の楽しみの一つでもあります。彼のサービス精神はすごい!って思います。
さて、今日は誰のイメージなのでしょうか?

舞台正面から今度は金の紙吹雪がジェット噴射のように大量に吹き出し、いよいよガリアーノが登場!

・・・・・・・・。
山賊?・・・でしょうか???

吹き出し口近くに座っていたので、紙吹雪まみれになってしまいました。
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皆さんは、何の扮装だと思います?


texte et photos / BP


10/03/07 Sun 21:28
3月5日。
今日はVionnetのプレゼンテーションからです。
会場は「ジャン・コクトーの館」。
1963年までコクトーが実際に住んでいた家です。
モードの展示場としては今回初めて使われたそうです。
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作品はバイアスカットやドレープなど、マドレーヌ・ヴィオネのDNAを受け継ぎつつ
モダンにまとめられていました。
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コクトーの絵が描かれた階段。
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パレ・ロワイヤルの庭が一望できる素晴らしい眺め。
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鳥の描かれた天井画がロマンティックな雰囲気。
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マドレーヌ・ヴィオネの時代に作られたメゾンのシンボルマーク。
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社長のマッテオ・マルゾット氏。ヴァレンティノ社を再生させたことでも知られる人物。
以外にもとっても気さくな方でした。
写真を撮らせてもらい、「こんな感じで撮れました」って見せたら、
「ワオ!イタリア人俳優が写っているよ」と、冗談を言われました。
でもヴァレンティノのドキュメンタリー映画「Valentino:The Last Emperor」に
実際出ているんでしたね。
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デザイナーのロドルフォ・パリアルンガ氏。彼もイタリア人です。
ミウッチャ・プラダのアシスタントを13年間勤めた後、ヴィオネの
クリエイティブ・ディレクターに抜擢され、先シーズンからコレクションを
発表しています。
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パレ・ロワイヤルの庭を通って次の会場へ。
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Issey Miyakeのショー。
鮮やかな色使いで明る気持ちにさせてくれました。
テキスタイルの豊富さはさすがです。
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証券取引所 Palais de la Bourse へ。
ここでは毎シーズン若手のブランドを集めた合同展覧会「トラノイ」が開催され、
ショーやプレゼンテーションも多く行われています。
今日はBernhard Willhelmのインスタレーションが催されました。
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アタッシェ・ド・プレス代行会社「TOTEM」の代表クキ。
ベルンハルトのプレスでもあります。
人気ブランドを幾つも抱えているので、この時期は大忙し。
今シーズンは一日に3つのショーをオーガナイズすることも。
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Christian Diorのショーへ。
ここはチュイルリー公園。遠くに見える白いテントが会場です。
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コレクションは1月のオートクチュールに続き、マニッシュな乗馬服風シルエットやルダンゴトとティアードドレスの組み合わせなど、マスキュリン・フェミニンなシルエットが登場しました。
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次の会場アール・フレシネ(Hall Freyssinet)に移動。
ここはパリ東南にあるオーステルリッツ駅近くで、1年前からショーで頻繁に使われるようになりました。もともとは運送会社の倉庫だったそうです。41,000平方メートルもの広大な敷地に巨大な倉庫が幾つも建ち並んでいます。
これからここで3つのメゾンのショーが続けて行われます。
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Vivienne Westwood。
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Lanvin。
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Maison Martin Margiela。
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GarageでのVeronique Leroyのショーへ。
袖付け位置を下げたジャケットなどカットワークが新鮮でした。
白いヒールがアクセントになってエレガントでしたが歩きづらそうなのが残念でした。
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Licee CarnotでのYohji Yamamotoのショーへ。
招待状は方眼用紙で、会場はリセ。
コレクションは黒タイとプリーツスカートのルックでスタート。
制服風スタイルが今回の特徴です。
アバンギャルドであっても一体一体のシルエットが完璧に計算されていて美しく、
ヨウジヤマモトの世界観を深く感じることができました。
写真は最後に登場した黒いマリエ。
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Hotel GeorgeVでのアフリカのデザイナー展へ。
アフリカン・モードのマガジン「Arise」のスポンサーシップで、10人のデザイナーの作品が紹介されました。
民族衣装風テキスタイルと西洋のカッティングをミックスさせた作品など、
なかなかパワフル。
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10/03/06 Sat 17:08
3月4日。
コレクション3日目をご報告です!
パリに流れるセーヌ川の右岸左岸を行ったり来たりしながら、今日も盛りだくさんのコレクションを見ました。


Sacaiのプレゼンテーション。
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インタビューを受けるデザイナーの阿部千登勢さん。
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次のショー会場までは歩いて移動、ここはマレ地区です。
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ポンピドゥー国立美術文化センター
美術や音楽、ダンス、映画などの現代芸術を紹介しているセンターです。
11日から北野武のフィルムを集めた上映会が始まるので、赤い垂れ幕には
TAKESHI KITANOの名前があります。
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ルーヴル美術館の一部である、カルーゼル・デュ・ルーヴル。
中には大きさの異なる多目的ホールがあります。
ショーもたくさん行われていましたが、最近は減ってしまいました。
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ダヴィンチ・コードで有名になりましたガラスの逆さピラミット。
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Hiroko Koshinoのプレゼンテーション。ショーもありました。
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右はフランス・オートクチュール・プレタポルテ連合協会会長グランバック氏。
左は前会長のムクリエ氏。
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バス案内役のお兄さん。なかなかハンサム。
ショー会場を出るとボードを持って立っていて、移動のバスの場所を教えてくれます。
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バスに乗って移動。
名所をたくさん通過するので、ちょっとした観光気分。
セーヌ川に架かるポン・ヌフを通過中です。
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サンジェルマン・デ・プレ教会。
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パンテオン。
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また2日目に行ったリセ・アンリ・カトルに戻ってきました。
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Manish Aroraのショー。
未来的なキラキラした服がいっぱいで、楽しいショーでした。
フィギュアのようなモデル。
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TVインタビューを受けるマニッシュ。
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再びバスに乗って移動。
コンコルド広場のオベリスク。
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Balmainのショー会場、ゴージャスなグラン・ホテルの大サロン。
最近バルマンのショーは毎回ここ。
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ショー終了後のバックステージ。
デザイナーのクリストフ・ドゥカルナン(写真一番左)とフレンチ・ヴォーグのカリーヌ(中心の女性)がいました。ショーが終わるとジャーナリストはバックステージに入って
インタビューしたりデザイナーにショーの感想を言ったりするんです。
大抵は「ブラボー!素晴らしかったよ」って話しかけます。
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パリで一番奇麗にエッフェル塔が見られると言われているトロカデロ広場に到着しました。
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リック・オウエンスのショーへ。
会場は広場の一角にあるシャイヨー宮。
向かい最前列一番左にリックの奥様のミッシェル(左)がいました。
右へ二人置いて雑誌パープルの編集長オリヴィエ・ザム、ハイファッションでお馴染みの
ジャンジャック・ピカール、続いてアンダムのディレクターのナタリー・デュフールや
デザイナーのガレス・ピューの姿もありました。
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今回のコレクションの女性のイメージについて尋ねました。

いつも少し攻撃的な戦士のような女性に見えてしまうけれど、彼女が着ているのは儀式的な甲冑(armure)であって、攻撃ではなく、尊厳と規律に結びついていると考えてる。紛争のためにではなく、何か希望を持って一緒に努力しているという理想をもって一体となった部族のアイディアが好きですね。」

It always comes out looking a little bit agressive like a warrior woman but i prefer to think it is more as a ceremonial kind of armour, an armour that is more about dignity and  discipline instead of agression, and i like the idea of tribes that are unified towards a certain ideal and they are working for something  aspirational  instead of conflict.

インタヴューに答えるリック。
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会場からもエッフェル塔がよく見えます。
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Nina Ricciの会場。
バラが飾られている入り口からモデルが登場。触ったら生花でした。
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この夜にはViktor&Rolfのバラの香りをベースにしたパルファム、
Flowerbombの発売5周年記念のパーティーが開かれました。
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主催者のヴィクターとロルフです。
。。。本当に双子の様ですね。
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彼らのショーにも登場するモデルKristen McMenamy。
「写真とってもいいですか?」
「いいわよ。」
パチリ。
「どれ、どんな風に撮れた? 見せて。」
「これですがぁ、、、」と下の写真をお見せすると。。。
「駄目!撮り直し。」
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と、いう会話の後に撮ったのが下の写真です。
今度はOK頂きました。
さすが、モデル魂入ってます。
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ガレス・ピューもパーティー楽しんでいましたよ。
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いつも親切にしてくださるフランス人ジャーナリストのアンチゴン。
マガジン「Faux Q」の編集長です。
亀?のバックがお茶目でしょう!?!?
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女優のルー・ドワイヨン(ジェーン・バーキンの4番目の子供ですよ)。
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ファッション・フォトグラファー、エレーヌ・ヴォン・アンワース(金髪の女性)。
シャネルやランバンの広告写真を撮っているフォトグラファーです。
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パーティーのメインイベント!
Grace Jonesの熱唱ライブ!!!
曲は、 "La Vie en Rose"(バラ色の日々)、なんせ、バラのパルファンの誕生日ですから。
まさか、彼女の歌を生で聞ける日が来るなんて、、、思いませんでした。


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ライブの後には香水の箱を模したケーキが出されました。
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早々と熱い会場を後にしました、まだまだコレクションは続きます。
出来るだけ早く、続報入れます!
待ってて下さいね。

Texte et Photos / BP

10/03/04 Thu 23:23
3月3日。
パリ・コレクション2日目。


良かった!今日もいいお天気です。


コレクションを見てまわる時、便利なのがこの緑色のバスです。今回もお世話になります!
このバスは、フランス・オートクチュール・プレタポルテ連合協会、略して「協会」または「フェデラシオン」(仏語で連合協会の意)と呼ばれていますが、この組織が手配しているもので、次のコレクション会場まで連れて行ってくれるのです。協会はコレクションが予定通りスムーズに進み、ジャーナリストが取材し易くなるよう、いろいろなサービスを提供しているのです。でも毎シーズンこの色とは限りません。それでは行ってきます!

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12時、Tim Van Steenbergenのショーへ。


時間きっちりに会場に入りましたがフォトグラファー席は既に満員。
彼らは1時間前くらいから待機です。いい場所を取っておかなくてはなりませんからね。
場所取りのためにアシスタントを雇っているカメラマンもいるくらいです。
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ショーでは眼鏡をかけた優等生風モデルが登場。
ボタンをきっちり留めたワイシャツの上にドレープを飾ったコートを重ねるなど、
ユニフォーム的な清楚さを持ちながら固さを崩してモダンに変化させていました。
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13時、Anne-Valerie Hashのショーへ。


北マレにある「Espace Commines」。ショー会場によく使われます。
亡くなったアレクサンダー・マックイーンのショールームとしても使われています。
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ジャージー素材を多用したリラックス感のあるスタイルで、
ドレープのディティールがエレガントでした。
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14時、Limi Feuのショーへ。


近いので歩いて移動です。こちらもお馴染みの会場「Garage」です。
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マニッシュで力強いコレクション。フランスのジャーナリストたちにも大好評でした!
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フィーナーレ、ランウェーに向かうリミさん。
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15時、Dries Van Notenのショーへ。


会場はなんとパリ市庁舎。
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豪華な内装に皆さんうっとり。
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ジェーン・バーキンさんもいました。
バーキンさんはやっぱり「バーキン」を使っているんですね。
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会場も素敵でしたが、コレクションも素晴らしかったです。
ラフなトレーナーとマーメードスカートのミックスなど、カジュアルとドレッシーの
ミックスでコントラストの妙技を見せてくれました。
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16時、Felipe Oliveira Baptistaのショーへ。


3区にあるリセです。
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ジェオメトリックなドレスがたくさん登場。
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Felipeの子供たちが最後に登場したパパを見て思わず駆け寄っていきました。
かわいい、、、。
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Rochasのショーへ。

  
ヴァンドーム広場にある会場です。
大渋滞かと思ったらショーが終わるのを待つ送迎車の列でした。
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会場入り口ではガードマンによる厳重なチェック。
今回はクリエーティブ・ディレクターにマルコ・ザニーニを迎えての
2回目のショーです。くすんだローズや淡いオレンジで、
ロシャスらしいフェミニンな仕上がりでした。
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18時、Gareth Pughのショーへ。


再びパレ・ド・トーキョーが会場。
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モデルの歩く速度が速かったので写真は全てぶれぶれです。
作品はこれまでに比べておとなしめ。もう一つインパクトが欲しいコレクションでした。
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19時、Peachoo+Krejbergのショーへ。


再び「Garage」で。黒一色のコレクション。インディアンのような羽飾りが印象的でした。
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20時半、Undercover 香水発表会へ。


人気セレクトショップのレクレルールが会場。
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鳥かごの中の香水瓶。以外と甘い香り。
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デザイナーの高橋盾さんによる制作ライブ。
架空の生き物「グレース」の縫いぐるみを作っていました。
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グレースのアニメーションも壁に埋め込まれたスクリーンに映し出されていました。
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香水は6月から発売開始。
グレースのぬいぐるみを着たこのボトルは、
限定30個でレクレルールで販売されるそうです。
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21時、Damir Domaのショーへ。


会場はリセ・アンリ・カトル。有名進学校(日本で言えば開成ですかね。)です。
この高校のほとんどの卒業生は、グラン・ゼコール(フランスの財政界を担う超エリートがお勉強される様々なジャンルの大学の総称)へ進むのだそうです。
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図書室でのショー。
ここは試験会場としても使われるそうです。
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インテリジェントな女性をイメージしたのでしょうか。
昼のティムのショーに続き、眼鏡をかけたモデルの登場です。
メンズで人気のダミール・ドマの初のレディスだったので注目されていました。
ユニセックスでノマドな雰囲気があり期待を裏切らないコレクションでしたよ。
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22時、Florianのプレゼンテーションへ。終わり間際に到着しました。今日の最後です。


ジュエリーの新作発表会ですが、男女が革のベルトでぐるぐる巻きにされていたのはなぜ?
オーストリア出身のデザイナーFlorian Ladstaetterが作るのは、
水牛の角やレザーを使った存在感のあるジュエリー。
ダークな色のグラデーションが奇麗でした。
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texte et photos/ BP
10/03/03 Wed 05:12
3月2日、18時。
アントニー・ヴァカレロのプレゼンテーションに行って来ました。


会場となったパレ・ロワイヤルのあるアートギャラリー・ジョイス。
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ショーだと思っていましたがインスタレーションでしたよ。
でも開始時間丁度に到着したんですが、既にたくさんの人。
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こちらがアントニーの作品です。パリコレでの発表は始めてですが、ブランドを立ち上げてから2回目のコレクションになるそうです。今回はランジェリーからのインスピレーションで、グラフィックなカッティングの中にセクシーさを覗かせています。
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デザイナーのアントニー。
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会場では装苑やハイファッションでお世話になっているフランス人ジャーナリストのエリザベット・パイエさんにお会いしました。パイエさんは、ラ・カンブル校に審査員に招かれた時にアントニーを知り、それ以来彼には注目していたそうですよ。
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このギャラリーのマリー・シャンタルさん。先シーズンのアントニーのジャケットを着ています。
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19時。
ニコラ・アンドレアス・タラリスのショー会場へ移動。


現代美術館のパレ・ド・トーキョー。
ショー会場としてはお馴染みの場所です。
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重低音のミュージックでショーがスタート。
黒一色で統一されたコレクションは男女のミックスで構成されていて、
ミニマルなデザインの中にノーブルなムードを漂わせていました。
四角いシャープな肩のジャケットに
マイクロミニのスカートとニーハイブーツをコーディネートするなど、
エッジのきいたシルエットが特徴的です。
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ショー後、バックステージでのニコラ。お疲れさまでした。
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会場を出るとすっかり日が落ちていました。エッフェル塔はパリのシンボルだけあって、
気づくと視界に入っていたりするんですよね。
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Texte / MM
10/03/02 Tue 05:06
3月2日。
パリ・コレクションがいよいよ今日から始まります。
3月10日までの9日間で、公式スケジュールだけでも89メゾンのショーが開催されます。

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こちらはインビテーションの数々。
以前は郵便で届いていましたが、最近では約半数がバイク便で届くようになりました。
ショーの前日や当日にやっと受け取れる場合もあり、コレクションが近づくにつれバイク便がひっきりなしに来るので、応対するだけでも結構大変なんですよ。


初日となる今日はゆっくりめのスタートで、ショーは18時から4メゾンのみ。
開幕を飾るのは、2006年にイエール国際フェスティバルでグランプリを獲得したアントニー・ヴァカレロの初ショーです。当時はまだラ・カンブル校の学生でしたが、革紐を編んで立体的に仕上げたグラムールでモダンなシルエットが審査員を魅了しました。パリの有名セレクトショップ・オーナーのマリア・ルイーザにもこの時見初められ、彼女のブティックでいち早く作品が紹介されるなど、有望株の新人の一人です。コレクション初参加の今回、どんな作品を見せてくれるのか楽しみです。


そして、続くショーはニコラ・アンドレアス・タラリスです。エディ・スリマンのアシスタントを経て自身のブランドで数シーズン発表した後、セルッティのクリエーティブ・ディレクターに任命されるという輝かしい経歴を辿っていましたが、就任後わずか1シーズンだけコレクションを披露し辞めてしまいました。パリコレには久々の登場です。インタビューのために彼と最後に会ったのが約2年前。モードについてというより、好きな建築と現代アートの話を熱心に語ってくれた聡明な彼に様々な可能性を感じました。こちらも注目したいと思います。



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今日は快晴!
パリ支局からエッフェル塔がよく見えます。
コレクション中、こんな日が続くといいのですが。

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公式スケジュールは、フランス・オートクチュール・プレタポルテ連合協会のホームページhttp://www.modeaparis.com でご覧頂けます。

Texte / MM







10/03/01 Mon 01:00
2010年はカルダン氏がパリにアトリエを開き、自らのクリエーションを始めて60年目です。
それを記念して、ASSOULINE社から "ピエールカルダン創立60周年" と題された本が出版されました。
早速、パリでかっこいいファッションの本を買うなら一押しのセレクトショップ、コレットに行って来ました。
pierrecardin2.jpg本を開いてハッとしました。
「明るい!」
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今更ながらですが、カルダン氏の服は形も色も元気が良い。
cardin-01.jpgへんてこなんですけど、底抜けな明るさを感じます。
cardin-08.jpg昨今のコレクションのテーマは、
「かご中で自由を夢見る黒い小鳥です。」とかぁ、
「見えない明日を探して行く修道者。」なんていうのが多いじゃないですか。
「もう、いいよ、現実社会が暗いのに服まで暗くなくてさぁ、」と言いたくなるんですよね。
Cardin-02.jpg時代が違うと言えば、それで話は終わってしまうのですが、
カルダン氏の作品には"行け行け"の勢いが有ります。
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「私が創ろうとする服は、まだ存在していない日々の為のものなんだよ。明日の世界さ。」とカルダン氏。
pierrecardin1.jpgイタリアで生まれ、子供の時にフランスに移民。幼い頃は"いじめられっ子"だったといいます。
日本ではブランドのライセンス商品が爆発的に売れました。
70年代後半にカルダン印のコップやシーツが、どの家庭にもあったと思いますよ、お中元、お歳暮の定番でしたから。
御年88歳、まだまだお元気です。

本はフランス語版が60ユーロ、日本では英語版が11500円で販売されています。

カルダン氏に興味のある方は、カルダンの公式サイトへ。
仏/英バージョンと日本語バージョンがありますが、日本語のサイトはとても良く出来ています。
彼の新旧の作品を見に訪れてみて下さい。

TEXTE/ C
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私たちは文化出版局の発行している雑誌、装苑、ミセスの取材や情報提供などの仕事をはじめとして、文化服装学院、文化学園大学、文化学園大学短期大学部、文化ファッション大学院大学とフランスの色々な機関との交流のお手伝いをしております。

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