2010年1月アーカイブ

10/01/25 Mon 22:11
メンズコレクションに続き、2010年春夏 オートクチュール コレクションが、本日1月25日から28日まで行なわれます。
2010SS1.jpg
オートクチュールもハイファッション4月号で詳しい情報をお伝えします。
お楽しみに!




10/01/21 Thu 22:41
2010年-2011年パリメンズコレクションがスタートしました。(1月21日から24日までの4日間)
元気が良いメンズファッションです。
きっと素敵なコレクションが数多く発表されることでしょう。
詳しくはハイファッション4月号でお伝えしますよ、お楽しみに!

IMG_0007.jpg
毎日届く、ショーの招待状です。

Textes et Photo / C
10/01/20 Wed 00:13
文化服装学院では毎年ヨーロッパ研修を行なっています。
パリでの研修の目玉は、なんと言ってもパリコレクションで活躍している実力派デザイナーによるセミナーです。
日本ではもちろん、パリでも人気デザイナーから直接話を聞くチャンスは殆どありませんから研修に参加した学生さん達は本当にラッキー。

2009年12月、パリでは先日ご紹介したグスタボ・リンスとフェリペ・オリヴェイラ・バティスタがセミナーをして下さいました。
今回はフェリペのセミナーのご紹介します。

先ずは学院の皆さんに彼のショーから見て頂きました。
P1100386.jpg
彼がフェリペ・オリヴェイラ・バティスタ(Felipe Oliveira Baptista)さんです。
P1100391.jpg
1975年、ポルトガル生まれ。ロンドンのキングストン大学ファッションデザインコースで学びました。卒業の際にはデザイナーになるかフォトグラファーになるか、悩んだんだそうですが、最後に選んだのはデザイナーへの道でした。


作品のテーマや、自分のこだわり、大切な出会い、選択してきたもの等々の直球的な話に、学生さん達も前のめりになって聞き入ってしまいます。
P1100412.jpg
マックスマーラ、クリストフ・ルメールで働いた後に、2002年に初めて発表したコレクションが新人デザイナーの登竜門、イエール国際モードフェスティバルでグランプリを受賞。

翌2003年にはアンダム賞(フランス文化庁主催で行なわれるモードコンテスト、受賞者にはマルタン・マルジェラ、エリック・アレー、ジェレミー・スコット等がいます。)を受賞し、奨学金を得て、本格的にブランドをスタート。

2005年には何と、再度アンダム賞を受賞、同年パリオートクチュールコレクションのオフィシャルカレンダーに招待されました。
ちなみにアンダム賞を2回も受けたデザイナーは1989年から現在までに彼が2人目です。


フェリペの服を5人の学生さんに着てもらい、デザインの説明を受けました。
P1100421.jpg話し手も真剣ですが、聞き手も真剣で、メモを取る姿が多く見られました。
P1100435.jpgのサムネール画像
最後には質疑応答の時間も有り、色んな質問が出ました。
その中で、特に印象に残ったフェリペの答えです。
学生:「今、世界的な不況の中で(経済的に)大変なのではありませんか?」
フェリペ:「いつでも、何かの問題があるんだよ。でも、不況を上手く行かない事への言い訳にしても仕様がないんだ。僕は自分を信じて、仲間と一緒に前に進んで行く事しか考えないよ。」


予定時間が、あっと言う間に過ぎて行き、セミナーは終了しました。
さて、今年はどのデザイナーさんへセミナーのお願いに行きましょうか?
これもパリ支局の大切な仕事の一つです。

ここからフェリペのサイトへ行けます。
服はもちろん、音楽、演出、全てがクールなショーも見れますから、是非行ってみて下さい。

Texte / C
Photos / M.M

10/01/13 Wed 00:01
パリを拠点に活躍するデザイナー、Gustavo Lins(グスタヴォ・リンス)が、
文化服装学院の学生のためにセミナーを行ってくださいました。

オートクチュール協会の招待会員である彼は、年2回開催されるオートクチュールコレクションで定期的に作品を発表し、毎回高い評価を受けているデザイナーです。
作品は東洋のエスプリを感じさせるエキゾチックなドレスが多く、着物から発想されていたり、実際に着物が使われていたりもします。

ブラジルで生まれ育ったGustavoが、なぜ日本の着物に興味を持つようになり、自分のブランドをパリで発表するようになったのか、そして、デザイナーになる為には何が大切なのか、ということを、これまでの道のりを振り返りながら話してくださいました。

ブラジルの厳格な家庭で育てられ、将来の選択筋がごく限られていたGustavoは、建築家を目指し留学したバルセロナの大学時代にようやくモードに目覚めたそうです。小さい頃はよく食卓で水の入ったグラスを倒してしまい、母親から「なんて不器用な子なの!」と言われていたほど元々器用な人間ではなかったこと、デザイナーを志してバルセロナからパリへ渡ったがモードの知識が全くなかったため人一倍の努力が必要だったことなどなど、順風満帆にここまで来れたわけではないけれど、好きなことだったので続けることができたという、興味深い内容でした。そして、その中にはデザイナーを目指す学生たちを励ます多くのメッセージが含まれていました。


セミナー中、男女のモデルが着用した服を一点一点説明するGustavo。(中央に立っている白シャツの男性です。)
3gustavo18_12_09.jpg
背中や見えない内側にまで凝ったデザインがされているのも彼の特徴。
4gustavo18_12_09.jpg.jpg

アニエスベー、クリスチャン・ラクロワ、ケンゾー、ルイ・ヴィトンなど、蒼々たる有名メゾンでパタンナーとして働いた後独立し、自身のクリエーションを発表してきた彼のコレクションをここで少し紹介したいと思います。



2007年7月に初めてのショーをパレ・ロワイヤルで開催。その時のコレクションは「Collection 009」と題されました。
F1Glins 2.jpg
F6Glins 2.jpg























2008年7月に発表されたコレクション。
lins_ETI6212 2.jpglins_ETI6542 2.jpg























2009年7月に発表されたコレクション。
lins_ETI7082 2.jpglins_ETI7312 2.jpg























今年は1月25日から28日までの4日間でオートクチュールコレクションが開催されます。
「Atelier Gustavo Lins」の新作も26日に発表。
オートクチュール速報は「high fashion」 4月号(2月28日売り)で紹介する予定です。
お楽しみに!

texte / MM

10/01/03 Sun 00:01
"Opéras russes, à l'aube des Ballets Russes"
「オペラ リュス、バレエ リュスの夜明け前に」と題された展覧会が始まりました。

2009年はセルゲイ・ディアギレフバレエ リュス(ロシア バレエ 1909年から1929年)をパリ、シャトレ劇場で旗揚げして100年になります。
それを記念してディアギレフがプロデュースしたオペラ4作品の衣装展示を行なっているのです。

「どうして? バレエ リュス100年記念なら、バレエ衣装の展覧会にしたら良いんじゃないの!」って思いますよね。
実はバレエ リュスの衣装公開は既に何度も行なわれているのですが、オペラ リュスの衣装は殆ど公開された事がないのです。
フランスの価値ある舞台衣装を保管するCNCSの中でも、お宝中のお宝ともいえるのがオペラ リュスの衣装なんです。
また、衣装の下絵、デザイン画等も本邦初公開!

今回展示される衣装の演目は4つ、衣装写真を見ながら演目のあらすじを追って行きましょう。

"Boris Godounov"
「ボリス・ゴドゥノフ」
16世紀、ロシア皇帝が跡取りを残さずにこの世を去った為、宰相であったボリス・ゴドゥノフが皇帝の座に就く。
Boris Goudonov3.jpg"Boris Godounov"
しかし、実はボリスが正当な跡取ドミトリーを暗殺したのではないかと人々は疑っていた。
ドミトリーが実は生きているという噂がたち、ボリスは気が気ではない。
Boris Goudonov2.jpg
"Boris Godounov"
ロシア皇帝の座を狙い、偽者のディミトリーが登場し、反乱を起こす。
心に闇がある故に偽者にも怯え、錯乱しながら死を迎えるボリス。
ロシアの暗い時代が始まる。
Boris Goudonov.jpg
"Snégourotchka"
「雪娘」
春を告げる鳥が鳴くのに暖かくならないベレンディの都。
実は16年前に春の精が氷爺と恋に落ち、この地で雪娘を生んでから春が来なくなったのだ。
Snegourotchka 3.jpg
"Snégourotchka"
16歳になった雪娘はお年頃、村人のレールに恋をする。
Snegourotchka2.jpg
"Snégourotchka"
だが恋心は通じず、悲しむ雪娘をミスギールが優しく包む。
detail Snegourotchka 2.jpg
"Snégourotchka"
雪娘とミスギールは皇帝に愛を誓う。
Snegourotchka.jpg
"Snégourotchka"
しかし、雪娘は祝いの席で太陽の光にあたり、融けてしまう。
嘆き悲しむミスギールも湖に身を投げてしまう。
これは、許されない恋に落ちた春の精と氷爺の罪を若い二人が背負ってしまった悲劇だったのだ。
恋人達の犠牲で、再びベレンディに春が訪れる。
Detail Snegourotchka.jpg
"Khovantchina" (Ivan le Terrible)
「イワン雷帝」
貴族の悪政が続くロシア。
民衆はイワンを皇帝に選ぶが、貴族達はそれを快く思わず、策略をめぐらせる。
Detail Ivan le Terrible.jpg
"Khovantchina"
皇帝になったイワンが選んだ妃はアナスターシャ。
しかし、彼女は貴族の長クルブスキーが恋いこがれる女性だった。
Khovantchina .jpg
"Khovantchina"
嫉妬に狂うクルブスキーと突然の病に倒れたイワン。
絶体絶命の中で、イワンは王座を守り抜いた。
Kovantchina 1.jpg
"Khovantchina"
悪しき貴族達はアナスターシャの暗殺を企てる。
毒を盛られ、苦しみながら息絶える彼女を見て、イワンは復讐を誓う。
容赦なく反逆者達を処刑するイワンを人々は雷帝(雷帝は冷酷、残忍な帝の意)と呼び恐れた。
彼の下でロシアは史上初めて統一される。
Kovantchina.jpg
"Khovantchina"
だが、愛する人を亡くしたイワンは、人の心も無くしてしまっていた。
Khovantchina Detail.jpg
4作目の題名は"Sibéria"「シベリア」、残念ながらこの写真はありません。

9000もの舞台衣装を保管し、いつも素晴らしい演出で展覧会を見せてくれるCNCSは小さな田舎町ムーランにあります。
大きな川が街に流れ、美味しい食事とワインが楽しめて、古い町並みの中で、人々がゆっくり歩いてる素敵なところです。
お出かけになりませんか?


2010年5月16日まで。
フランス国立舞台衣装装置センター
住所 : Quartier Villars, Route de Montilly 03000 Moulins
電話 :+33(0) 4 70 20 76 20 
開館日:毎日10時〜18時
但し、12月25日、1月1日、5月1日は休館
入場料:5ユーロ (保護者同伴の12歳以下の子供は無料)

Texte / C
10/01/01 Fri 00:05
今年は寅年、威勢良く、機敏に、大きな山に駆け上って行きたいですね。

P1100472.jpg
本年も私たちのブログをお楽しみ頂けます様に努力して参ります。
どうぞ、宜しくお願い致します。

文化パリ支局一同

Photo / M.M
トップへ
文化学園パリ支局

文化学園パリ支局

私たちは文化出版局の発行している雑誌、装苑、ミセスの取材や情報提供などの仕事をはじめとして、文化服装学院、文化学園大学、文化学園大学短期大学部、文化ファッション大学院大学とフランスの色々な機関との交流のお手伝いをしております。

クリエーターズ・ブログ 文化学園パリ支局

2015年3月

Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
このブログを購読

アクセスランキング TOP 3

こちらもオススメ!

TOPページへ戻る

装苑ONLINE high fashion ONLINE 文化出版局 スタイリッシュシネマ ファッション業界お仕事BOOK 文化出版局書籍FB 文化出版局服飾図鑑アプリ 装苑賞 BFGU rooms LINK Antenna Glam