クリエーターズ・ブログ 太田和義

Atelier with melody #50

13/07/19 Fri 10:00

 「リボンレースのプリンセスドレス」

 

 

with melody #50で掲載しましたレースのドレス。

 

リボンレースを1本1本縫い付けている優雅で繊細な美しいドレスです。

レースは1本1本色が違い、ベージュの優しい色の重なりがヨーロッパのアンティークドレスを思い起こさせます。

レースは紅茶で染め上げました。

使用した紅茶はマカロンで有名なフランスの「Ladurée」です。

香りと色味がとても絶妙で、その特別な力がドレスに不思議な魅力を与えています。

音楽バンドNADSADのnozhのライブ衣装です。

 

今回は染めている風景をご紹介します。

 

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・染める前のレースです。

これで60m位です。

 

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・染める前に軽く水洗いをします。 

 

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・大きな鍋に紅茶葉を入れ煮立たせます。

紅茶葉の量で色を調整します。

 

 

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・ 煮立たせた紅茶の中にレースを漬け込みます。

大量にレースを入れて、わざと色にムラをつけます。

 

 

DSC_0225.jpg 

 ・色を確認します。

色にムラをつけるので軽く煮込みました。

 DSC_0228.jpg

 

 ・鍋からレースを取り出し、軽く水洗いをします。

色が落ちなくなるまで洗います。

 

DSC_0230.jpg 

 ・水洗いしたあとは洗濯機で脱水します。

これで20m位です。

 

 

DSC_0229.jpg

 

 ・薄い色は1回、濃い色は5回染めています。

 

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 DSC_0233.jpg

 

 

・日陰で干したあと、アイロンをかけて終了です。

 

紅茶染めはとても簡単です。

余った紅茶葉を再利用して、皆さんも是非一度チャレンジしてみてください。

 

点線.jpg

 

「リボンレースのプリンセスドレス」

 

土台のドレスにレースを重ね、星どめで縫い付けています。

スカートの部分は胸の切り替えの位置にレースをはさみ込んで付けています。

レースは色も長さも違い、色の重なりとレースの陰影の重なりで服に表情をつけました。

 

 

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 DSC_0254.jpg

 

DSC_0256.jpg  

text  &  photo   by   Kazuyoshi Ota

 

 

 

 

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太田和義

太田和義

Kazuyoshi Ota

デザイナー。1981年生まれ。2005年、第79回装苑賞受賞後、パリクチュール組合学校・サンディカに留学。留学中、高田賢三氏のブランド「TAKADA」で研修。クラシック・クチュールを基本とした服を展開し、その服作りはヨーロッパのファッション関係者から高い評価を得ている。

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